インド産 ヒマラヤン・ツイン

ひしっ




べったり

インド産ヒマラヤ水晶です。
内部の透明度は抜群ですが、びっしり刻まれた成長線のために、表面が磨りガラスっぽくなって、ややくもりぎみに見えています。
ツインといえば、鉱物の分野では、錐面や柱面が一定の角度でくっついたり、結晶の軸を共有して、一つの結晶に見えながら実は二つの結晶が重なり合っているというような、ある一定条件でくっついた二つの結晶を指しますが、マスター・クリスタルで言うところのツインは、単に二つの結晶が柱面でくっついているものを指すようです。

その中で、くっいている結晶がほぼ同じ大きさのものをソウルメイト・ツイン、異なる大きさであればタントリック・ツインと言うらしいです。
中には、結晶がくっついている部分に境界面が見えていてはいけないのだとか、ソウルメイト・ツインは、くっついているだけでなく根本は完全に一体で、先端が二つに分かれているものを指すのだとか、
いろいろ細かく規定されていることもあるようですが、
一般的には
●二つの結晶が柱面でしっかりくっついていること
●結晶の大きさのバランスでソウルメイトと呼ばれたり、 タントリックと呼ばれる

……ということになっています。

では写真の石はどうかというと、みごとに大きさが違うので「タントリック・ツイン」。
しかし、そのくっつき具合ときたら、「しっかり」どころではありません。
これはもう「べったり」とか、「ひしっ」とか言いたくなるくらい。くっつくと言うより、溶け合ってます。

途中で何らかの衝撃でもあったのか、白く日々のようなミストが入っているのも、くっつき具合を強調しています。まさしく「離れられない二人」

いろいろ名前があるもので

以前、こんな感じで白い筋状のミストが入った石を「ファーデン」として売っているサイトがありましたが、いくらなんでも「ファーデン」ではないと思います。
そうそう、別館サイトの用語集を作るために、海外サイトを見て回っていたら、日本では聞かない名前も見かけました。


こんな感じで、長さも太さも等しい両錐(DT)の水晶がくっついたツインを
「スピリット・ガーディアン」



長さ・太さがほぼ等しい結晶が3つ以上柱面でくっついたものを
「クォンタム・クリスタル」というのだそうです。

スピリット・ガーディアンは、DTであることが条件ですが、クォンタム・クリスタルは、DTでなくても良く、DTであればさらにパワーが強いのだそうです。
いやあ、まだまだ初耳な名前がありそうです。
いろんな形にいろんな名前が付けられるものだと、調べながら感心しました。


(2006年4月2日、ブログ掲載)
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