ヒマラヤ水晶探索ルート ネパール産ヒマラヤ水晶ならば○○店さんと○○店さん、インド産ヒマラヤ水晶なら○○店さん……と、常日頃当てにさせていただいているお店があります。 そのほかにも、もちろんヒマラヤ水晶を扱っておられるお店はありますが、ここへいけば、必ずヒマラヤ水晶があるので、「ヒマラヤ水晶欲しい熱」がぶり返すたびに出かけては、眺めて楽しんで帰ってきたり、ついつい買ってしまったり。 いくらヒマラヤ水晶大好きを自称する私でも、手当たり次第に買うわけにはいかないので、そこはそれ、お財布と協議の上でチョイスします。 インド産ヒマラヤ水晶で当てにしているお店に行ったときのことです。 このお店は、どちらかというと大量仕入れのお店なので、良くも悪くも玉石混淆の品揃え、いや、石揃え。以前に比べると、好みの石が少なくなったなあ……と思っていたのですが、このときは、ここしばらく見かけなかったピンク・クラスター(鉄分の付着で全体的にピンク〜オレンジがかって見える)や 内包物入りの石が入荷していました。 これはうれしい! さっそく棚の隅から隅まで調査開始(笑)。 そして見つけたのが写真の石です 一見ミルキー・クォーツに見えますが、さにあらず。 白っぽい緑泥ぎっしり水晶なのです! 長さは6.5センチほど。しかも先端はまるで剣山のよう。 これは、どうやら軟らかいものに成長を阻まれたためらしいです。 (アーカンソー産で、同じような形状の水晶があります) |
ミステリアス・グレイ 色合いは真っ白ではなくて、わずかに緑がかったアイボリー。 そのうえに赤……というより紫がかったような鉄分がくぼんだ部分に付着していて、なんとも不思議な色合いを作り出しています。 この色合いと形から浮かんだイメージは「ゴースト」 万人受けする石ではありませんが、渋くて不思議な色合いで、なかなか好み〜! 玉石混淆の品揃えがうれしいのは、こういうときです。 一つ一つの石をセレクトして仕入れているお店であれば、仕入れからはじかれていたかもしれません。 やっぱりお店の隅にはお宝あり! (2006年5月17日、ブログ掲載) |
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