写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。 |
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そのまんまタイトル なにやらわけのわからないタイトルですが、要は「そのまんま」です。 石の産地は中国、たぶん四川省産。 2004年の後半、くらいからみられるようになった(……と記憶している)、アメシストのファントムが入ったり、ヘマタイトで赤く見える水晶にエピドートがくっついたにぎやかな水晶がありますが、これもその一種です。 この手の水晶は、2005年の新宿ショーごろにグレードの良いのがどっと出て、あとはちょっとグレードが下がってきたような……というか、良いものは値段が跳ね上がり、そのあおりで低いグレードのものも流通していると言いましょうか。 しかし、探せばかわいい石があるものです。今回の石も、量り売りの中から探しました。 かなり寝そべった状態の薄いクラスターを垂直に立てて撮影してます。 メインのポイントが赤く見えるのは、写真では裏側に当たる面に、ヘマタイトがうっすらコーティングしていて、それが光に透けているため。 肉眼ではここまで赤くはありませんが、ほんのり赤い中につぶつぶ状のヘマタイトが水玉模様のファントムになっています。もちろん、お約束のエピドートもちゃんとくっついていて、 これはこれでなかなかよろしいのではないかと思っています。 違うでしょう! ところによっては、これを「ヒマラヤ水晶」と言って売っていたりします。 どうやら四川省産らしいのですが……。 広域の地図では、ヒマラヤ山脈に引っかかっているようにも見えますが、実はかなり離れています。 よって、この水晶は、ヒマラヤ水晶とは言えません。 さらなるオドロキは、某webショップで、この水晶が「ウラン鉱付」という名前で売られていたこと。 どう見たって違うでしょう! 想像するに、仕入れ先がそういっていたから……ということなんでしょうが、おかしいと思うのであれば、ちゃんと確認していただきたいものです。 逆に「おかしい」と思うことができないならば、石のお店たるもの、気合いを入れて情報収集を! (2006年5月23日、ブログ掲載) |
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