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鉱物、盛りだくさん アフガニスタン、あるいはパキスタン産です。 磨りガラスっぽい水晶と、蝕像を刻んだ淡く透明度の高いアクアマリン、そしてショール(黒いトルマリン)が、ごちゃっと固まっています。 母岩にそろって生えているのではなく、小麦粉と一緒に混ぜて団子にしたようなかんじ。 ややピンクがかって見える「つなぎ」の部分は、長石でしょうか。 「整って美しい」とは言えませんが、なかなか味のある石です。 あっちこっちに結晶が飛び出していて、なんだか重力を無視して一つに固まってしまったんじゃあ……なんて思えてきます。 アクアマリンの透明感を写そうと、角度を調整しながらレンズ越しに見ていたら、なんだか、隕石のようにも見えてきました。 砕け散った惑星の欠片が、星を満たしていた水の欠片(=アクアマリン)をとどめながら、宇宙空間に浮かんでいる。 実際にはそんなわけありませんが、なんだか物語の一片になりそうな雰囲気です。 混ざっていることの魅力 いくつかの鉱物がいっしょになったものを、コンビネーションとか、ミックスということがあります。 ブレスレットやタンブルなどが多い、いわゆるパワー・ストーンの分野や、体に乗せたり、手に握ったりすることもある、クリスタル・ヒーリングの分野では、たとえば水晶ならば、単結晶のように水晶単体のものがほとんどではないでしょうか。 しかし、コンビネーションにはコンビネーションの魅力が、複数の鉱物が織りなす、色合いや形のおもしろさ、もしくは、小さな世界の雰囲気……物語性とでも言えるものがあります。 ミネラルショーは、鉱物系ショップが多いだけに、コンビネーションものを見つける絶好のチャンス。 小売りショップのセレクトを受けていない、玉石混淆の中には、きっと、面白い石があると思うのです。 わくわく。 (2006年5月31日、ブログ掲載) |
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