だって、KURO水晶なんだもん、Part2。 こちらのモリオンが、モリオンの古株だとすれば、今回の石は、モリオンの新顔。 私が知る限り、比較的最近見られるようになった真っ黒水晶です。 先端まで全く透けない漆黒。 それでいて表面はピカピカとまでは行かないまでも、かなりなめらかでややつやあり。 しかも形はレーザータイプ。 これがこちらのモリオンと同じBahia州産だというのですから、水晶は全くもって面白い。 最初見たときは、もしかしてと疑ったのですが、実物を手に入れてじっくり見てみると、明らかに放射線処理とはいえないような。 放射線処理された「黒水晶」は、こちらの石のように、根本が不自然に白かったり透明だったりします。対して写真の石は、根本(破断面ですが)まで不透明黒。 モリオンとはどういう水晶を指すかという場合、真っ黒であると言うほかに、「普通の水晶とは形が違う、こちらのように、そろばん型水晶のような形をしている」という条件が挙げられる場合があります。 これは、かつてモリオンと言えば、ずんぐりそろばん型に近いブラジル産のものが有名だった……ということによるものだと思われますが、最大の条件である色で言うなら、この水晶はトップクラスの黒。 モリオンにしては珍しい「美肌」で、スタイリッシュな形ですが、たぶん、天然モリオンである……と思います。(願望込みで) もし、処理ものであるという情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。 (2006年8月22日、ブログ掲載) |
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