ネパール産 ヒマラヤ水晶

柔らかな透明




「らしさ」のバリエーション

ヒマラヤ水晶です。
ガネーシュ・ヒマール産です。
楽でいいです、この出だし♪(←クセになってきたらしい)

緑泥入りのワイルドなのもガネーシュ「らしい」し、手が切れそうにシャープな結晶もガネーシュ「らしい」。
うっすらスモーキーですんぐりカテドラルな感じも、もちろん「らしい」。
いったいガネーシュらしさというのは、いくつあるのか、だんだんわからなくなってきました。

ただ、ヒマラヤ水晶好きの端くれとして言わせてもらえば、アーカンソー産やブラジル産、中国産とは、やっぱり違うかもということ。
どちらが優れているという話では全くなくて、ブラジルにもいろいろな種類の水晶があり、ガネーシュでもいろいろあるのに、全体で見れば、それぞれ「ブラジルらしい」「ガネーシュらしい」と感じることが多いということです。
(ときどき、離れた産地でうり二つの石があったりするので驚きますが)

透明の質感

さて、写真の石は、透明タイプのガネーシュ。
手が切れそうにシャープでクールな結晶ではなくて、透明度は抜群、エッジもぴしりとしているのに、どこか柔らかさを感じる石です。
氷というより、水のような。そんな感じの石です。
たぶん、ほんの僅かクリーム色がかっているのではないかと思われます。

表面には成長線(横線)がびっしり。
成長線があっても表面はなめらかで、さわると気持ちがいいです。
このように成長線がびっしりはいったタイプを、ヒマラヤ水晶(レムリアンシード)などとして売っているショップがありますが、成長線(横線・バーコード)があるからといってレムリアンシードと称するのは、あんまりといえばあんまりです。
レムリアンシードは、産地も決まっているし(決められているし)、ブラジル産のレムリアンシードにいたっては、結晶やバー・コードの現れ方にも特徴があるようですし。
ということで、個人的には、間違ってもこのタイプをレムリアンシードなどとは申しません。
そんな名前を付けなくても、十分魅力的な石なのですから。

(2006年8月30日、ブログ掲載)
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