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パキスタン産 母岩付きアクアマリン

張りつめた空気の色。




 ええじゃないか、アクアマリン

パキスタン産アクアマリンです。
アクアマリンというと、以前は母岩からはずされた、えんぴつみたいな六角形の単晶で、時にはきれいに磨かれていたり……というイメージでした。
それがなんだか味気なくて、手を出しかねていた一因でしたが、(最も大きな原因は「高いから」)そんな石ばかりではないとわかったところで認識は一変。
パキスタン産バンザイ。(安い)
ビバ、アクアマリン。(意外にバリエーション豊か)
ブラボー・ベリル。(意味不明)
アクアマリンも母岩付ってイイですねえ……!

多分長石と思われる白っぽくて無骨な感じの母岩にすっくと屹立する端正なアクアマリン。
透明で、端正な形。表面は若干腐蝕されているのか、丸みを帯びています。
あまりにも透明すぎて、淡く青く色づいていることもわかりにくく、写真に撮れば、背景の黒を透かしてしまうくらいですが、凛としたたたずまいが最高!
夏は夏で暑さを忘れさせてくれる色合いだと思っていましたが、冬が近づいてくるこの季節では、ぴんと張りつめた空気を思わせる感じです。

パキスタン産アクアマリンでは、雲母と共に産出するパターンが多く見られますが、雲母と一緒になっているよりも、長石や石英母岩の方が好きですね。

2006年10月5日、ブログ掲載


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