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フラワー、コロナ、コンシャ 「フラワー・アゲート」と呼ばれるそうです。 この名称が正式な、あるいはメジャーである確証はありません。 売られていたときは「コロナ・アゲート」でした。 ネットで見ていると、スペイン語で「貝殻」を意味する「コンシャ」アゲートという名前も見かけます。 見かける……というよりも、かろうじてそう言う名前を見つけたと言った方がいいかもしれません。 この石が珍しいのか、単に名前が付いていないことが多いのか、検索してもヒットしないのです。 ネットではなくて本でも調べていたら、「コロナ・アゲート」のほかに「フラワー・アゲート」という名称が出てきました。 その本によると、写真の形状のアゲートの周囲を小さな水晶がさらに放射状に取り巻いたものを「コロナ」、水晶が取り巻いていない、写真のようなアゲートを「フラワー」と言っているようです。 コロナといえば、車の名前じゃなくて、皆既日食の時に見える、太陽の周囲を取り巻く淡い真珠色の光の輪「corona」のことでしょう。 だとすれば、本が言っているように、水晶が取り巻いている方がよりふさわしい名称です。 フラワーアメジストの産地だから それに、産地のブラジル、リオ・グランデ・ド・スル州は、フラワー・アメシストで有名な産地です。 こうなれば、産地に敬意を表して(?)、フラワー・アゲートという名称がふさわしいのではないでしょうか。 さて、このアゲートをくるりとひっくり返してみると、こんな感じ。 母岩にくっついていたようには見えません。 岩の隙間に堆積したような普通のアゲートとは、ちょっと違う成長の仕方をしたようです。 本当は、「花」というより「キクラゲ」と言った方がぴったりくるかも……。 2006年10月4日、ブログ掲載 |
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