ブレスレットの作り方
(兼ゴム交換)
お店で、自分に合った石を選んでもらってブレスレットを作ってもらう……のもいいんですが、
いっちょ自作にチャレンジしてみませんか?
お店で選んでもらうと、なにか専門的に作ってもらったような気分ではありますが、
自分でじっくり石を選び、試行錯誤し、時には思い切って作り直し、
とことん自分のためにカスタマイズできる自作の魅力は大きいです。
「不器用なので……」と言う人がいますが、紐を結べない人はいないでしょう?
ゴムブレスレットならば、基本ゴムに通して結ぶだけ。
自分でやれると、ゴム交換のときにも便利です。
失敗したって、たいしたことありません。
思い切ってやってみましょう!
ゴムの種類 | ||||||||||||||||||
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ブレスに用いるゴムは2種類あります。 ひとつは細い繊維が束のようになった繊維状のゴム。 もう一つは透明で釣りのテグスがそのままゴムになったようなテグス状ゴム。 それぞれ以下のような特徴があります。
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●どちらを選べばいいか? 上記のように個人的には繊維法ゴムをお勧めしますが、それぞれのゴムの特性を知って、劣化のサインを見逃さないように交換すれば、どちらでも構わないと思います。 |
ゴム交換のタイミング | ||||||||||
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以下、青文字の部分は、ゴム交換の際の項目です。
準備するもの オペロンゴムの場合 |
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●繊維状ゴム(45〜50センチくらい)……手首に余裕をもってゆるく二重に巻いた長さ+10センチくらい ●テグスかナイロンコードワイヤー:ゴムを通す針代わりに使います。 (8センチほど。細い針金でも良いが、テグスかナイロンコードワイヤーが便利) ●はさみ ●洗濯ばさみ ●ブレスレットの写真:念のため、ゴムを切る前に写真を撮るか、石の並びをメモしておきましょう。 |
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あると便利なもの | |
●ブレスレットメーカー ●テグス(40センチほど) ●空き箱のふたなど ※以下は、特に穴の小さなビーズにゴムを通すのに必要なもの ●ミシン糸(テグスより細くて強い糸) ●毛抜きまたはラジオペンチ |
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ブレスレットメーカー→ |
まずはデザイン | |
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紙に書いてみるもよし、テグスに通して試行錯誤するもよし。 私は、ブレスレットメーカーというプレートを使っています。 これは、透明なプラスチックに輪状の溝をつくってあるもので、女性用と男性・子供用の2つのタイプがあります。一つ200〜400円ほど。この溝にビーズを並べると、完成形に近い形でデザインを検討できます。 蓋があるので、作りかけで保存しておくことも可能。女性用では、だいたい内周16.5センチになるようです。 ブレスレットメーカーがない場合は自作で代用できます。 |
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ゴム交換でゴムを切る前に | |||||||||
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ゴムがぷつっと切れてバラバラに……という場合は仕方がありませんが、そろそろゴムを交換……という場合には、思い立ってすぐにゴムを切るのは、ちょっとお待ちを。
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デザインが決まったらゴムに通そう | ||
デザインが決まったら次は、いよいよゴム通し……といっても、よくご存じだと思うのですが、一応。 以下はオペロンゴムの場合です。ノビロンゴムは二重にすると、おそらくビーズに通らなくなるでしょう。 |
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短いテグスか細いワイヤーを針代わりに、二つ折りにしたゴムに通します。自動的に、ビーズにはゴムが二重に通ります。 2倍の長さのゴムを使って四つ折りにすれば四重になりますが、その分結び目が大きくなり、ビーズに隠せない場合があります。 私の場合は、二重で十分保ってます。 しつこく繰り返しますが、通しはじめか通し終わり、両端のビーズのどちらかが、穴が大きめのビーズになるようにしてください。 |
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通し終わったら | ||
ゴムを引き締めた状態 |
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ゴムを通し終わったら、針代わりのテグスをはずし、図のように輪になった部分にゴムの一方を通します。 ※通し終わったら、すぐに洗濯ばさみでゴムの端を止めておきましょう。留めておかないと、落としたり、うっかりしてビーズをバラまいてしまうかもしれません。 その後、ゴムが余らないように引き締め(このときにゴムが張りつめすぎた状態にしないこと。たるんでビーズの間があかない程度)、しっかりゴムをかた結びしましょう。 念のために、かた結びを2回以上繰り返した方が良いでしょう。あまり結びこぶを作りすぎると、ビーズの穴に入らなくなるので、その点は注意してください。 私の場合は、4回結んでいます。 結び終わったら、余ったゴムを切り、結び目をビーズの中に隠します。 |
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※図はわかりやすいように ゴムをたるませた状態で書いています |
ポイント2 ほどけないようにぎゅっと結ぶと、ゴムがきつく張りつめすぎた状態になってしまう……という話を聞きました。 私の場合は、複数回結ぶ場合、最初の結び目はゴムがきつくならない程度の強さで結び、2回目、3回目とだんだんきつく結んでいます。 このように結ぶと、ゴムがきつくなりません。 作りあがりをかっちりとした輪にしたいあまりに、思いっきりゴムを引き締める人がいますが、あまりに引締めすぎるとゴムの寿命が短くなります。 オペロンゴムは柔らかいゴムなので仕上がりが柔らかくなるのは仕方がないこと。 きれいな輪でなくても腕にはめると気になりません。 |
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※図はわかりやすいように ゴムをたるませた状態で書いています |
ここでポイント! 余ったゴムを切る際、結び目ぎりぎりではなく、2ミリほど残す。 少し残すことで、結び目からほどけてしまうトラブルが防げます。 ……あ、ゴムに通す際、メインとなる大きなビーズから通したくなります。穴が大きいビーズがメインビーズならば仕方ありませんが、できることならメインビーズではなくわきの目立たないビーズから始めましょう。 メインビーズに結び目を隠すと、ビーズから結び目が出てしまった場合に目立ちます。 ゴムを切ったら、結び目をビーズの中に引っ張り込んで隠して完成! |
● 結び目に接着剤は必要か? 個人的には必要ないと思います。 私は、100個以上作りましたが、接着剤は使用していません。 ちゃんと結んで、2〜3ミリ余裕を残して切れば、結び目はほどけたりしないと思いますし、ほどけた例はありません。 接着剤を使う場合は、瞬間接着剤は適しません。 瞬間接着剤は、ゴムを固めてしまい、かえって切れやすくなります。 ゴムと一緒に伸び縮みしてくれる接着剤を使いましょう。手芸店などで、ゴムのブレスレットの結び目を止めたい、と、用途を話して選んでもらうといいと思います。 結び目を接着剤で固めたら、接着剤が乾いてからビーズの中に引きこみましょう。固まらないうちに入れると、ビーズの中でくっついてしまい、ゴム交換のときにとれなくて困る場合があります。 |
ブレスレットメーカーがない場合 | |
ブレスレットメーカー、安いし、コンパクトで便利なんですが、意外に売ってないみたいです。 似たものでは「ブレスレットデザインボード」というのもあります。 A4かB4位の大きさのボードにいろんなサイズのブレスレットの溝が刻まれてます。 ネットショップなどをされていて、いろんなサイズのブレスレットを作る人には便利なんですけど、個人的に作る場合には、柄は内部分が多いんですよねー。 ネックレス用のデザインボードを使う人もいますが、丸く並べるタイプの方が便利。 |
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ブレスレットメーカーも、ブレスレットデザインボードも見つからない! そういう場合には、ブレスレットメーカーを自作しちゃいましょう。 準備物は紙(できればカレンダーくらいの厚みがあるもの)、はさみ、セロハンテープ、作りたいブレスレットがすっぽり入るくらいの小皿。 |
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まず、紙をセロハンテープくらいの幅にします。 コピー用紙くらいの厚さの紙しかなかったら二重にして使いましょう。 紙をテープ状にしたら、手首に巻き付けて、作りたいブレスレットのサイズを決めます。 このとき手首のサイズを測るわけではないので、できあがりのブレスレットの内回りを想定して、好みのゆとりがあるようにしましょう. |
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すでにブレスレットを持っていて、それと同じサイズに作りたいなら、そのブレスレットに紙テープを入れてサイズを測りましょう。 サイズの見当がつかない場合、 手首の実寸+5ミリでぴったりサイズ 手首の実寸+10ミリでほどほどサイズ 手首の実寸+15ミリでゆったりサイズ が目安です。 ぴったりがいいか、ゆったりがいいかは好みです。 |
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ブレスレットのサイズ(内回りの寸法)が決まったら、セロハンテープで固定して、輪にします。 輪を小皿に入れて、その外側にビーズを並べましょう。 |
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当然ですが、並べたビースの間隔があいていると、それをゴムに通してできたブレスレットは、最初の想定より小さくなります。 ロンデルや小さい金属ビーズ、さざれなどはうまく並べにくいです。 これはブレスレットメーカーを使った場合も同じです。 この一粒を入れると大きくなってしまう、入れないと小さい……なかなかぴったりにはできませんが、一度テグスに通して手首に巻いて様子を見るなど試行錯誤しましょう. |
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紙テープの輪が小皿の中で動いてしまってやりにくい場合は、さらに輪をテープで貼ってしまえばいいです。 |
ブレスレットデザインは自由! | 石の数(目安) | ゴムの通し方(兼ゴム交換) | |||
ゴムが切れた?何かの前兆? | ブレスレットのサイズあれこれ | ||||
ちょい足しパーツはいかが? | こんなことをやってみた | 困った時のヒント? |
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