ネパール産 ヒマラヤ水晶

五つの大きな雪の宝庫






世界第3位

今回のタイトルで、「おっ、これは!」とピンときたあなた。
かなりのヒマラヤ通とみました。そうです。カンチェンジュンガです。
Kangchenjungaは、チベット語でカン(雪山)・チュン(大きい)・ジュ(宝)・ンガ(5)……つまり5つの宝庫をもつ偉大な雪山という意味になるのだそうで、現地の発音では、「カンチャンジェンガ」の方が近いようです。

ヒマラヤ山脈の中央、ネパール・ヒマラヤの最も東にあり、インド、チベット(中国)との国境に位置する山で、標高8586メートルの高さは、ヒマラヤ山脈中第2位。
世界でも第3位の高さを誇ります。(第1位はエベレスト、第2位はK2)

カンチェンジュンガ産の特徴

ガネーシュ・ヒマールが一つの山ではなく、いくつかの山々からなる山域であるように、カンチェンジュンガも、世界第3位のカンチェンジュンガ主峰(8,586m)をはじめ、西峰(別名ヤルン・カン=8,505m)、中央峰(8,478m)、南峰(8,476m)などの名だたる8,000m級の山々が連なる山域です。

「カンチェンジュンガのヒマラヤ水晶が欲しい〜!」と(心の中で)叫ぶこと数年。
やっと、私の手元にやってきました。
カンチェンジュンガ産のヒマラヤ水晶の特徴は、今のところ
●スイス産のような透明感
●すっきり伸びた細い結晶のクラスターが多い
●クローライトがほとんど見られない
●小ぶりなものが多い

であると思います。(カンチェンジュンガについての詳細はこちら

「今のところ」とわざわざことわるのは、ガネーシュ・ヒマール産の水晶が、時と共にさまざまな種類が流通し始めたように、今後、違う種類の水晶が出回る可能性があるからです。

マイブーム・天然コーティング

さて、カンチェンジュンガの特徴は、「透明感」なのですが、写真の石は、黄色いです。
そうです、天然コーティングです。
透明なものもやってきたのですが、ただいまのマイブームにつき、こちらを先にご紹介します。

ブラジル産の「ゴールデンヒーラー」は、マグネシウムの天然蒸着でしたが、こちらも色合いは非常に似通っていて、マグネシウムあるいは褐鉄鉱などの鉄分による発色だと思われます。

透明な方の石は、「凛とした厳しさ」を感じさせる雰囲気があるのですが、天然蒸着の方は、ちょっとふんわりとした雰囲気があります。
大きさは、全体で3センチほどと、とてもミニな石であるにもかかわらず、光に透けて金色に輝くさまは、「ゴールデンヒーラー」の名に恥じません。





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