ネパール産 アンナプルナ水晶

象神か女神か





再びアンナプルナ

我が家のアンナプルナ2号です。
すでに登場している1号を手に入れたのとは、別の石屋さんで手に入れました。
……というより、今回仕入れてくださったお店に「アンナプルナのヒマラヤ水晶、いいですよー!」と、吹き込んだのは、私だったりするのですが(笑)。
「入荷しました」と教えていただいて、さっそく駆けつけてみてびっくり。

アンナプルナというと、1号の印象が非常に強くて、全体的にころりとした感じ、ややグレイがかった抜群の透明感、ファセットの模様、雪煙のようなインクル……という特徴が頭に焼き付いていました。

むろん、ガネーシュ・ヒマール産といってもさまざまであるように、晶洞が違えば、違った水晶が出て当たり前です。
アンナプルナ(8091m)と紹介されていても、それがアンナプルナの主峰であって、実際は、アンナプルナの名前を持つだけでも4つの山々からなる山域なのです。

……そっくり。

しかし……私が目にしたのは、まるっきり、ガネーシュ・ヒマール。
ガネーシュ・ヒマールの中でも私が「ずんぐり・タイプ」と呼ぶ、緑泥のインクルージョンが見られないタイプです。
透明感も、接合線が絡み合うような独特のテクスチャも、「ガネーシュ・ヒマールです」……と、目の前に出されたら、何の疑問もなく、「はい、そうですね」と頷いてしまいそうです。
中にはうっすらスモーキーや、ヘマタイトがささっているものもあり、これも最近、ガネーシュ・ヒマールで見かけるタイプです。

「?????」と、「?」を連発する私に、お店の人が教えてくれたところによると、なんと、これまでにもアンナプルナからは水晶が採掘されていたのですが、知名度が高いガネーシュ・ヒマールに混ぜて流通していたというのです。
※全部がそうであるとは限りません。 このお店の取り引き範囲では、というお話です

それを、今回特別に、掘った村の人により分けてもらったのだそうです。
なんでもその人達はガネーシュでも採掘しているのだそうですが、ガネーシュとアンナプルナって、けっこう離れているはずですよねえ……。
うーんとうなってみても、見るからにガネーシュ。強いて言うなら、照りと透明度が平均より上、という感じ。
ガネーシュ・ヒマールとするならば、グレードは高くなるでしょう。
すると……、ウチにいるちょっと毛色が変わって透明なアレとかアレも、実はアンナプルナだったりするのかしらん。

女神のイメージで

そんな中から選んできたのが写真の石。3.6センチの小さなアンナプルナです。
根本は一つ、先端は2つに分かれた、ツイン。
切なくなるほど透明で、根本の方にほんのちょっぴりルチルかな? というような針状の結晶が見えています。

本当は、先細りでライトなスモーキー・ヘマタイト付に惹かれたのですが、最後の最後にこの石に乗り換えました。
エッジもシャープで透明なのに、どこかやさしい雰囲気が、アンナプルナというイメージに合致したからです。
名前でイメージを決めてしまうのは、ちょっと勝手かもしれませんが、アンナプルナは豊饒の女神。
白い雪をまとう美しい山で、そこからもたらされる雪解け水は、麓に恵みをもたらすのです。
ネパールでは、女性の名前にも「アンナプルナ」が多いのだと言います。

そんな山に思いを馳せるにふさわしい石を選びたい。

……果たして、カメラを向けたこの石は、選んだときのイメージそのままに、清浄で美しい姿を見せてくれました。
……それにしても、我が家のガネーシュの中に、アンナプルナはいるのでしょうか、ひょっとして。

2006年2月2日、ブログ掲載
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