「羽っぽい」か? セラフィナイトの磨きです。直径は4センチ〜5センチあるので、カボションというには大きいし、大きさに比べて厚さは薄め。 以前にセラフィナイトの大きめタンブルを紹介しましたが、あの石以来、セラフィナイトを選ぶなら「羽毛っぽい」が条件のひとつになっています。 セラフィナイト=熾天使ですが、私にとっては「天使」であることにはあまり意味がなく、どちらかというと「羽毛の石」。 羽ばたき、空を駆けるための翼でもなくて、ふんわり包み込む「羽毛」のイメージです。 セラフィナイト鉱物名はクリノクロア。和名は斜緑泥石。ヒマラヤ水晶の中に内包されているのでおなじみの緑泥石の仲間だというのですから、意外で不思議です。 セラフィナイトの特徴は、深緑を背景に、放射状に広がる銀色の筋。 それが「熾天使の翼を思わせる」のだそうですが、放射状であるだけではあまり羽根っぽく見えません。 ところが写真の石は、銀色の模様がかなり羽毛っぽくて好みです。 羽毛っぽくもあり、命あるかのようにさわさわと動いているようでもあり。 やわらかく感じられそうな緑の羽毛をかき分けたら、その奥に何が隠れているのだろうかと、探してみたくなります。 そのせいでしょうか。この石には、何かを羽毛で隠した神秘性と、やすらぐというより、好奇心をくすぐり、やがて行動に駆り立てるようなイメージがあります。 あとは……ブロッコリーのように結晶した原石か、きれいに光に透ける薄板が欲しいかも……。 (※セラフィナイトは不透明石のイメージがありますが、薄板では部分的にほんのり透けるものがあります) 2006年3月12日、ブログ掲載 |
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