ネパール産 ヒマラヤン・モリオン?

ガウリ・ブラック




モリオンの条件

ガウリシャンカール産のモリオンです。
繰り返しますが、ガウリシャンカールといえば、スモーキー。
ネパール産の中では珍しくしっかり色づいた石が多く、ガネーシュ・ヒマール産のような緑泥やルチル、角閃石を内包しません。
表面こそダメージや付着物が多く、こすれた風情ですが、内部はアルプス・スモーキーもかくやという透明感を持つものが多いのです。
しかしながら、この石は光を透さない不透明。

一般的に、スモーキーとモリオンの明確な区分はなく、スモーキーの中で特に色が濃いものがモリオンと呼ばれています。
ただ、私は、モリオンとは、
●天然の色合いであること
●中心部は光を透さない不透明であること
●表面がつや消しであること
の三点を満たしているもの
……
明確な区分はないけれど、モリオンはスモーキーとは、やはりどこか違うものであると思っています。

小さくても芯は透けない

この石の大きさは、4センチほどと小さいので、根本や先端など、厚みがない部分は、若干光に透けます。
しかし……


逆に言えば、4センチのほっそり型のこの大きさで、中心部分が光に透けないのは、立派!
KURO的には、立派にモリオンと言ってあげたいです。
ほぼ同じくらいの大きさのガウリ一号が、ツヤツヤでしっかり透けるのとは対照的です。

何故にそんなにまっ黒水晶が好きなのかと言われると、ちょっと答えに詰まってしまいます。
石なのに光に透ける水晶でありながら、逆に光に透けない二重の二律背反であることとか、ワイルドで無骨なところとか。

なんだか、あまり理由になりません。

イメージ的に言うなら、無愛想で人に媚びない厳しい表情を持ちながら、どこか温かく頼りになるところ、とでも言いましょうか。
(イメージの上で)力一杯ぶつかっていっても、びくともせずに「そこに在る」んだろうなあ……と思わせる、そんな感じなのです。
ただし、今回のガウリ・モリオンは、その小ささ加減と端っこがやや光に透ける風情が、意外にかわいらしい感じで、たとえて言えばどこか人なつっこい。
そうそう……KURO的モリオンの条件にもうひとつ付け加えましょう。

●光で退色しない。

アメシストが光で退色することはよく言われますが、スモーキーも退色します。色の濃いものは特に。
表面はつやつやだけど、モリオン並に色が濃いと想っていた石がいくつか、明らかに色が薄くなっているような気がします。
ブラジルとかカザフスタンとか、でかくてごついモリオン達は、今のところ大丈夫……。
こわくて光にさらせませんが、ちょっとやそっとででは退色しないたくましさがあるのがモリオン。
……というか、退色しないでね、という願望コミです。


(2006年3月28日、ブログ掲載)
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