スタンダード・リビアングラス ちょっと色黒1号に続いてリビアン・グラス2号。 北アフリカのリビア砂漠で見つかることからリビアン・グラス、またはリビアン・ガラス、リビアン・ゴールド・テクタイトリビアン・デザート・グラスの名前があります。 リビアン・グラスとしては、こちらの色合い、形の方がスタンダードです。 満月の光をゼリーにして、スプーンでひとすくいしたら、こんな感じになるんじゃないでしょうか。 ぽつんと乗った星くずのトッピングは、クリストバライトだと聞きました。 モルダバイトと同じく隕石の衝突によって地球上の岩石が溶けて飛び散り固まったものであるという説が有力で、機嫌は約3300万年前とも2800万年前とも言われています。 黒に近い褐色や緑など、濃いめの色合いが多いテクタイトの中ではひときわ目を惹く明るい色合いとなめらかな質感が特徴です。 そのとき……? 要は天然ガラスなので、水晶よりもモース硬度が低いです。 とんがったところなどは欠けやすいので、取り扱いにはご注意を。 新宿ショーでは、モルダバイトと並んで大量に量り売りされていました。 それも一つのブースだけでなく2〜3か所のブースで、けっこう山積み状態。 質はともかくこれだけ採集され、流通するということは、もともと存在している量が多いということでしょうか。……ということは、遙か昔、モルダバイトやリビアングラス形成のもととなった隕石が地球に衝突した際の衝撃はいかばかりだったでしょう。 これらのテクタイトは天然ガラスですから、どう少なく見積もっても、会場で見かけた分の溶けたガラスの雨が降り注いだということで……うわあ。 どろどろのものが降り注いだのではなく、空中で固まったものということになりそうですが、それでも想像すると……。 (2006年6月11日、ブログ掲載) |
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