虹色に輝く金色 以前に黄色いヒマラヤ水晶をご紹介したことがありますが、うちにはもうひとつ黄色いヒマラヤ水晶があります。 今回はガネーシュ・ヒマール産ではなく、インドのクル・マナリ産です。 右の写真のようにかっこうよく自立してくれる、器量よしさんです。 おそらく水晶そのものもほんのりクリーム色なのかもしれませんが、シトリンと言うほどではなく、以前のガネーシュ・ヒマール産と同じく、表面をコーティングしたものによって黄色く見えています。 一部分にはさらに緑泥のインクルージョンもあって、さらにバランス良し♪ しかも、このコーティングのために、一部表面に虹色が現れます(左下)。 アクアオーラというのは、天然の水晶の表面に人工的に金属を蒸着させて虹色に見せるものですが、この石の場合は、まさに天然のアクアオーラ。 同じくコーティングによる黄色でもガネーシュの方には虹色は現れないので、成分が違うのかもしれません。 ヒマラヤ水晶の個性 ちょっと話は変わりますが、こちらに載せたヒマラヤ地図でもわかるように、ガネーシュヒマールとクル・マナリはかなり離れています。 そのせいでしょうか、ヒマラヤ水晶という名前でくくられていても、石から受ける印象はかなり違うように思われます。 ガネーシュ・ヒマール産が「清冽」ならば、クル・マナリ産は「涼やか」。 どちらがいいというのではなくて、個人的にはインド産のヒマラヤ水晶は、幾分やさしげな印象を受けます。 ガネーシュ・ヒマール産に見られるような先細りの鋭い形やカテドラル状のころんとした形の水晶も見られないように思います。 緑泥の色も、ガネーシュ・ヒマールのものに比べて色が明るいような……。 場所が離れているから、形も色も違って当たり前と言えば当たり前なのですが、皿に離れているパキスタン産の緑泥は、ガネーシュ・ヒマールと見間違えそうになるほどの色合いなのが面白いです。 (2005年3月19日、ブログ掲載) |
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