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カルセドニー、アゲート、ジャスパー……
多彩な水晶の仲間について

(2007年4月26日改訂)



水晶と石英の違い

カルセドニー、アゲート、ジャスパー、水晶、石英は、基本的に二酸化珪素(SiO2からなる鉱物です。
これらの石は、いったいどのような違いによって分類されているのでしょうか。
まず、水晶と石英の違いです。
英語で言えばどちらも「クォーツ(Quartz)」ですが、一般的に二酸化珪素の結晶が自由成長し、
目に見える大きさの結晶の姿をしているものが
水晶結晶しているものの、地中で成長していた岩の隙間を埋め尽くしてしまい、結晶の形を残すことができずに塊状になっているのが石英です。
わかりやすい例としてローズクォーツで説明すると、丸玉やハートなどに磨かれているものは、もともと塊状で産出して結晶の形をしていないので和名では「紅石英」ですが、ごく希に結晶しているものなら「紅水晶」ということになります。 (習慣的に塊状や磨いて形を作ったものでも透明度が高いと「水晶」と呼ぶことも多いです。例:水晶玉、ビーズなど)
※水晶の意味で「クリスタル」が用いられていますが、本来クリスタルは「結晶」の意味。アズライト・クリスタルといえばアズライトの結晶のこと。また、キラキラと美しいクリスタルガラスの略でもあるので「クリスタル=水晶」と思っていると、思わぬところで勘違いします。鉱物のラベルでは「Quartz」と記されています。
※水晶を砕いて溶かして固めた「練り水晶」というものがありますが、溶かして固めただけでは結晶していないので「ガラス」です。

結晶しているけれど塊状 結晶の形を残している
英名ではローズクォーツ、和名は石英 英名ではローズクォーツ、和名は水晶

透明度が分ける違い

一方カルセドニー(玉随)アゲート(瑪瑙)ジャスパー(碧玉)は、目に見えないくらいの細かい二酸化珪素結晶が集まったものです。細かい結晶が集まってできたつぶつぶ構造を「潜晶質」といいます。
もうちょっとくわしくいうと、水晶(石英)は地下深くの高温高圧の環境下で結晶しますが、カルセドニーやアゲートが結晶するのは、もっと温度が低いところ。そのために二酸化珪素は水晶のような大きい結晶にならず、とても小さいものになります。それが岩の隙間などに沈殿して固まったのがカルセドニーやアゲート、ジャスパーです。
この石英系の潜晶質の石のうち、一般的には、半透明なものをカルセドニー、不透明なものをジャスパーといいます。厳密には不純物を20%以上含んだ不透明なものをジャスパーとしているそうですが、石の中の不純物なんて、どうやって測るのでしょう。
※鉄鉱物や粘土などの微粒子を含み、特殊な条件で形成された不純な石英の酒豪台とする説明もあります。
さらに分類するとカルセドニーのうち、縞模様があるものをアゲートと呼びます。
図に表すと下図のようになります。




カルセドニー


アゲート
カルセドニー

カルセドニーは、色や模様でたくさんに分類されます。
●模様で区別
半透明で、縞模様などがあまり目立たないものはカルセドニーと呼ばれます。
縞模様があったり、インクルージョンが美しいものがアゲート(瑪瑙)
縞模様でもそれが直線的なものであればオニキスです。
(2種類以上の色で構成される直線的な縞模様であるとする説もあります)
※オニキスはもともと「縞瑪瑙」の意味ですが、現在ではまっ黒な「黒瑪瑙」の意味で用いられていることが多いようです。赤い縞模様は別の名前があるので、黒、灰色、白の縞模様を指す場合もあります。
縞瑪瑙は「バンデッドアゲート」と呼ばれることもあります。

ブルー・カルセドニー


クリソプレーズ
●色で区別
色でも名前が違います。
ブルー・カルセドニーのように色の名前を頭に付けたそのまんまのもありますが、まったく違う名前の物もあります。
カルセドニーで緑のものをプレーズといいます。
プレーズはどちらかというとくすんだ緑ですが、オーストラリアなどで産出する、明るいアップルグリーンのものをクリソプレーズといいます。(クリソプレーズは直射日光などで退色することがあるそうです。注意!)
プレーズはアクチノライトの細かい結晶によるもの、クリソプレーズはニッケルによる発色と聞いたことがあります。(クリソプレーズはオーストラリアヒスイ、などとも呼ばれることもありますが、ひすいとはまったく別物です!)
バイオレット・カルセドニー
アメシストのカルセドニー版みたいなもの。
カルセドニーは磨かれているものが多いが、未加工だと、こんな感じにもこもこのものがある カルセドニー・ブルー・モスという名前で売られていた。もしかしたらアゲートといった方がいいかも

カーネリアン


サード


カーネリアンオニキス


サードオニキス
赤っぽい色のカルセドニーは2種類あります。
ヘマタイトによる深みのある赤い色のカルセドニーが、カーネリアン(紅玉随)です。
無色のカルセドニーを適度な温度で加熱して赤く変えることができるそうで、ビーズでは加熱着色されたものがほとんどのようです。
このカーネリアンにはっきりとした縞模様が入ると、アゲートに分類され、「縞模様の瑪瑙」を意味する「オニキス」の名称が加わって、カーネリアン・オニキスと呼ばれることがあります。
一方、褐鉄鉱(リモナイト)による、黄色や褐色がかった赤いカルセドニーが「サード」です。
サードに縞模様が加わると「サードニクス」「サードオニキス」と呼ばれることになります。
本来、カーネリアンは全体が深い赤いのカルセドニーのことですが、一部分が赤いだけのカルセドニーや、サードを含めてカーネリアンと呼ばれていることがあります。
カーネリアンとして売られていたタンブルだが、この程度の色ではカーネリアンと呼べないかも 光に透かすと色の縞。こういうのをカルセドニーというかアゲートというかはかなり微妙 カーネリアンのタンブル
深い赤が美しいものは、探すとなると意外に見つからない。

モス・アゲート


ブルーレース・アゲート


ファイアー・アゲート
●そのほかにも
アゲートは、その色や模様の入り方でいろいろな名前が付きます。
緑泥石が苔状もしくは草木状に入っているものが、モスアゲート
二酸化マンガンのデンドライト(しのぶ石)が木の枝のような模様に入っていることもあり、これはモカ・アゲートと呼ばれたり、風景のように見えるものはランドスケープ・アゲートと呼ばれることもあるようです。
あと、水色と白の繊細な縞模様のものは、ブルーレースと呼ばれていますね。
ブルー・レースアゲート以外にも、縞模様が複雑に入り組んだ模様を作る美しいアゲートは、レースアゲートクレイジー・レース・アゲートと呼ばれます。
珍しいものでは、カルセドニーの層の上に、鉄鉱物の板状結晶がぶどう状に成長して、まるでオパールのような効果を現すファイヤー・アゲートというのもあります。
そのほか、産地や模様によってさまざまな名前があります。

ボツワナ・アゲート
繊細な縞模様が特徴。赤みの強いものは加熱処理されている
インディアン・アゲート
インド産という意味。モス(緑泥)入りや様々な色合いのものが混じっている
クロスアゲート。
天然の模様がうまくクロスになるように磨いたもの。
縞模様でないアゲートももちろんある。まるでヒョウ柄 アゲートの縞模様はよく見るととても美しいと思う。 アゲートか、カルセドニーか、これもビミョー

オーシャンジャスパー


オーシャンジャスパー


オーシャンジャスパー
ジャスパー

ジャスパーは、おおざっぱに言うと、カルセドニーに不純物がたくさん含まれて不透明になったものということになり、その色や模様によっていろいろな名前が付いています。
珍しいところで言えば、マダガスカルの「オーシャンジャスパー」があります。
白や緑、時にはピンクの地にさまざまな丸い模様が現れる、カラフルなジャスパーです。
海の中にあり、潮が引いたときにしか採掘できないのだそうです。
オーシャン・ジャスパーのように、石の中に球状の構造を持っていて、磨くと丸い模様になってあらわれるジャスパーを、「オビキュラー・ジャスパー」ということもあります。
そのほか、よく知られているところでは、濃い緑に赤い点が散っているブラッドストーンもジャスパーの一種です。(※カルセドニーの一種とされる場合もあります)
そして、ブラッドストーンの緑の部分のもっと色の濃いものをプラズマというのだそうです。昨今大人気の薄型大画面テレビではありません(笑)。
赤い斑点模様がない、緑だけのブラッドストーンは、ブラッドストーンではなくてプラズマと呼ぶべきでしょう。

ブラッドストーン
写真のようにある程度透けるので、カルセドニーと呼ぶべきかも。
レッド・ジャスパー
ジャスパーらしい不透明。
ポピー・ジャスパーと呼ばれていることもあるが、本来は、ポピーの花を思わせる丸く赤い模様があるジャスパーのこと

ムーカイト


レオパード・スキン


ピクチャー・ジャスパー
ジャスパーと呼ばれる別の石

このように、実に様々な模様と名前を持つジャスパーですが、実は、ジャスパーではない石がジャスパーと呼ばれていることがあります。
一見ジャスパーに見える色合いや光沢の石が、実際それがどういう石か確かめられることもなく、ジャスパーとひとくくりにされてしまうのです。
ジャスパー等に間違われやすい石には、泥岩砂岩凝灰岩などがあります。いったんできた岩が風化して泥や砂になり、それが再び固まったのが泥岩・砂岩。これに珪酸分がしみこむと、ジャスパーにそっくりな感じになりますが、本来のカルセドニーやジャスパーは、目に見えないくらい小さな二酸化珪素の結晶が沈殿して固まったものですから、できかたが全く違うのです。
珪酸分がしみこんだ泥岩の一種としてよく見かけるのがムーカイトです。レオパード・スキンと呼ばれているのも石英斑岩(花崗岩の一種という説もあり)と呼ばれる岩です。
ピクチャー・ジャスパーと呼ばれる石の多くもジャスパーではありません
そのほか、流紋岩(ライオライト)花崗岩(グラナイト)も、ジャスパーと同じように扱われていることがあります。
ライオライトは「レインフォレス・トジャスパー」、グラナイトの一種である、通称「ダルメシアン」も、ダルメシアン・ジャスパーと呼ばれていることが多いです
そのほか、サーペンティン(蛇紋岩)や、マーブル(大理石)など、明らかにジャスパーとは質感が違う石でさえも、ジャスパーの名前が付いていることもあります。
ライオライト(流紋岩)
レインフォレスト・ジャスパーの名前が付いていたことがある
ダルメシアン・ジャスパーと呼ばれるが、ジャスパーではない。正しくは花崗岩の一種でアプライトという種類の石。 エキゾチカ・ジャスパーと呼ばれているのを見た石。泥岩が変化したものらしい。
インペイリアル・ジャスパーも、泥岩っぽい。 モス・クォーツ、セサミ・ストーン、セサミ・ジャスパーグレー・アゲート……いろいろな名前が付いていたが、これは花崗岩。 ゼブラロックというが、時にゼブラ・ジャスパーと呼ばれている泥岩の一種。ゼブラジャスパーで検索すると出てくる黒と白のまだらの石はマーブル(大理石)

ローズアゲートという名前で
売られていたカルセドニー



アルガ・ジャスパーという名前で売られていたロシア産サーペンティン。別の店では、なんとオブシディアンの名前が付いていた。     
    
こちらも売られていた名前はゼブラ・ジャスパー。実物は、ジャスパーには見えない、これもサーペンティンの一種           
ただし、区分けはフレキシブル 

……と、ややこしい区分けについてまとめてみましたが、どうやら厳密に区別されているわけではないようです。
(海外では厳密に区別されているが、日本ではかなりルーズという話もあり)
オーシャンジャスパーは半透明なものも多く、模様が美しくても習慣的に「ジャスパー」ですし、(中には、オーシャン・アゲートという名前にしているところもあります)こちらの石は半透明で模様もないのに、カルセドニーではなく、アゲートでした。
ダルメシアン・ジャスパーなど、実は違うという話を聞かなければ、見てもわからないわけで、目くじら立てて「ジャスパーじゃない!」と言わなくてもいいとは思いますが、カルセドニーやアゲート、ジャスパーがどういう石のことをいうのか、ということは知っておいても損はありません。
もちろん、厳密にジャスパーだからこういうパワーがある、という考えの方は、ちゃんと見分ける必要があるでしょうが……。
個人的に……どう見てもジャスパーじゃないサーペンティンやマーブル(大理石)をジャスパーと呼ばないで欲しいです。

加熱着色かもしれない
カーネリアンビーズ。


見るからに染めてる
グリーンのアゲート



こちらのグリーンは、
染めかどうかちょっと微妙



こういう微妙な色でも
染めだった……。






クラック(ひび)に染料を
しみこませたビーズ
カルセドニー(アゲート)の着色について

前述したように、カルセドニーやアゲートは「潜晶質」と呼ばれるつぶつぶ構造をしています。目に見えないくらい細かなつぶつぶの集合体であるこの石は、やはり目に見えないくらいの小さな隙間だらけの石であるということでもあります。そのため、大変染色しやすく、さまざまな色に着色されたものが出回っています。

カルセドニーの(アゲート)着色は、原石(かたまり)のまま行います。カルセドニーを塊のまま染色液につけ込み、細かな隙間に液を染みこませたあと、加熱して定着させるのだそうです。
そのため染色ではなく着色と呼ばれ、ちゃんと処理されたものであれば水などで色落ちすることもありません。
黒い色には炭素、赤系統には酸化鉄、緑にはクロムなどが使われるそうです。
マゼンタ(赤紫)や真っ青、派手な緑などいかにも染めましたという色合いのものは一目瞭然ですが、ローズカルセドニーのビーズのように、染めているとはわからないほど自然なものもありますし、無色のカーネリアンを加熱すると、含まれていた鉄が酸化して赤い色合いが強くなるので、加熱によって作られたカーネリアンやサードオニキスもあります。ビーズなどはほとんどが処理を受けているようです。

着色されたスライス・アゲートでは、濃く染まった層とほとんど染まっていない層が見て取れます。
これらの差は、層を形成する結晶の大きさによるものです。水晶を染めることができないように、結晶には染料が入り込む隙間がありません。結晶を染めようとすれば表面をコーティングするか、クラック(ひび)を入れてそこに染料を染みこませるしかないのです。
カルセドニーが染めやすいのはつぶつぶ構造ゆえに染料が染みこむ隙間が多いからです。そのため、つぶつぶ構造を形成する結晶が大きくなれば、そのぶん隙間がなくなり、染料が染みこむことができなくて、色づきが淡くなると言うわけです。

ビーズでは、同じような色合いのものが安価に、かつ大量に必要になります。
天然のものは、色合いがバラバラになりがちで、たくさん作ることができてもその中から似た色合いをそろえるには手間がかかります。そのような点からも染めが利用されやすいと考えられます。
詳しい考察はこちら

中には「シーブルー・カルセドニー」のように自然界にはない色が作られ、その美しさゆえにもてはやされることもあります。
また、毒々しい色だけでなく微妙な色合いに染める場合もあり、ローズクォーツそっくりに染められたカルセドニーがビーズにされている場合もあります。


オパール


デンドライト・オパール
カルセドニーと
混じっていることがある
オパール

オパールも、実は二酸化珪素によってできている石です。いわば、石英やカルセドニーの親戚に当たる石ですが、ちょっと毛色がちがいます。
まず、鉱物とは「 「地中に天然に産出し、科学的にほぼ均一で一定の性質を有する無機物(多くは固体で、結晶している)」のこと。厳密には天然のものでなければ鉱物とは言わないし、結晶していないものは鉱物ではありません。
ところが、オパールは結晶していないにもかかわらず、例外的に鉱物の仲間に入れられています。

オパールが結晶していないとはどういうことか。
実は、オパールはカルセドニーやアゲートよりもさらに低い温度のところでできる石です。
カルセドニーでさえ、温度が低いために顕微鏡サイズの結晶しかできず、それが沈殿して固まったつぶつぶ構造の石でした。
そこからさらに温度が低いと……とうとう二酸化珪素は結晶することができず、顕微鏡サイズの丸い粒になって規則正しく並んで固まります。それがオパールです。
この丸いつぶの大きさと、規則正しく並んでいるという構造が、オパールの遊色効果を生み出しているのだそうです。

オパールは、石英やカルセドニーに比べて軽く、柔らかいのが特徴です。カルセドニーと混じっていることもあります。
ところが、ここにもややこしい石があり、ピンク・オパールと呼ばれている石は、厳密にはオパールではないのだそうです。


雲母がしっかり見える
「リアル・アベンチュリン」


こちらは黄鉄鉱か何かが
含まれているように見える



ヒマラヤ・アベンチュリン
といわれる石は、
色が濃くてきらきら



アベンチュリンとして
売れていたが、
全くきらきらなし
クォーツァイト(クォーザイト)

さらにややこしいのがクォーツァイト(クォーザイト)です。
アベンチュリンと呼ばれる石がありますが、アベンチュリンは、小さな破片状のヘマタイトなどがたくさん内包されて、きらきら輝く効果を持つ石英(水晶)のことでした。
(こちらのサイトさんに写真があります。)
現在、アベンチュリンというと、緑色の、インド翡翠の別名を持つ石を指します。
この石は、「フックサイトを内包したクォーツ(石英)」と説明されていますが、実は石英ではありません。

石英が風化して細かな砂となり、地殻変動の熱や圧力などで変成作用を受けて固まった岩……珪岩(クォーツァイト)と呼ばれるものなのです。
成分は二酸化珪素が主なもので、細かな石英からなるつぶつぶ構造の石ですが、カルセドニーが細かな結晶の集まりであるのに対し、クォーツァイトは、風化した結晶……つまり、結晶のかけらが集まったもの、つまり、いったん結晶した石英から再び作られた(天然の)リサイクル石というわけです。
ですから、クォーツから生まれた石であるけれど、クォーツといってしまうのは実は正しくありません。

この中にフックサイトが含まれてきらきらして見えるものがあるので、アベンチュリンの一種として扱われていましたが、本来のアベンチュリンの産出がとても少なくなってしまったので、このグリーン・アベンチュリン……正確にはグリーン・アベンチュリン・クォーツァイトがアベンチュリンを代表する石になったのです。

ところで、、アベンチュリンの名前の元となったアベンチュレッセンスという言葉は、きらきら輝く効果を現すものです。
つまり、きらきらした効果を持つ石でなければ、アベンチュリンではありません。
緑色のクォーツァイトで、インド翡翠と呼ばれていても、きらきらしていなければアベンチュリンではないのです。
ところが、残念なことに、現在アベンチュリンとして売られている石の多くがきらきらしていないにもかかわらず、アベンチュリンの名前で売られ、フックサイトが認められるきらきらしたアベンチュリンの方が、わざわざ「リアル・アベンチュリン」という悲しい名前で売られています。
リアルなんて言わなくても、こっちがちゃんとしたアベンチュリンなのに……。


※最近このグリーン・アベンチュリンをクォーツァイトという代わりに「緑化フックサイト」と言っている説明を見かけました。
フックサイトそのものがクロム白雲母、つまり、クロムで緑色になった白雲母という意味なので、「緑化フックサイト」というと、緑色になった緑の雲母という、変な意味になります。
しかも、フックサイトだけでは雲母ですから、アベンチュリンにはなりません。

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