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鉱物学的な名前
主に鉱物の分野、鉱物採集で使われる名前を集めました。
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面接触双晶 特定の面でくっついて成長した結晶。 | |||||
日本式双晶 Japanese Law Twin ジャパニーズ・ツイン ジャパニーズ・ロー・ツイン |
イラストのモデルになった日本式双晶 参考サイト |
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エステレル双晶 Esterel twin |
水晶の傾軸双晶のひとつ。 r面(錐面)を双晶面として、二つの結晶のc軸が76度26分の角度でくっついているもの。 柱面が向かい合っていて、理想的な形では、向かい合った柱面が細くなった独特の晶癖をとる。 「平板にならない二つの柱状の水晶が、同一平面ではなく屏風のように少し折れ曲がって接合し、柱面同士は76度25分の角度をなすもの」という規定もある様子。 最初は高温型水晶の場合に対してつけられた名称で、低音型水晶のものについては、「Reichenstein-Grieserntal Law」が正式名称だとも言われる。しかし、現在は低温型水晶の同様の水晶に対しても用いられるようす。 参考サイト 参考サイト2 |
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チンワルド双晶 Zinnwald Twin |
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ベローダ式双晶 Belowda Twin Belovda Twin ※(低温型)水晶に存在するかは不明とのこと。 |
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サルジニア式双晶 Sardinian twin ※(低温型)水晶に存在するかは不明とのこと。 |
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コーニッシュ式双晶 ※(低温型)水晶に存在するかは不明とのこと。 コーニッシュ式を検索しても出てこない……。 |
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Tiflis twin Zyndel-A twin Samshvildo law twin |
……という双晶があるらしい。 とりあえず名前だけでもメモ。 なんだかいろいろな双晶があるらしい。 情報募集中! |
貫入(透入)双晶 一つに見えて実は二つの結晶が結晶軸を共有して重なっているもの。 | |||
ドフィーネ式双晶 |
単結晶に見えるが、右水晶と右水晶、左水晶と左水晶のように同じ向きの水晶が相互貫入してできている。 柱面の左肩か右肩のいずれかにx面が現れることが多い。 |
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ブラジル式双晶 | 単結晶に見えるが、右水晶と左水晶の二つの結晶が相互貫入してできている。ひとつおきの柱面の左肩と右肩にx面が現れることが多い。 短柱状のアメシストにはブラジル式双晶が多いが、スモーキーには少ないらしい。 珍しいスモーキーのブラジル式双晶 |
特徴的なかたち、晶癖の名前 | |||||||
ベータ・クォーツ β-Quartz ハイ・クォーツ 高温型水晶 算盤玉型水晶 |
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冠水晶 |
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骸晶 骸骨水晶 窓水晶 |
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グウィンデル グインデル Gwindel ツイスト |
両錐の結晶が柱面で重なって板状になった平行連晶。 結晶のねじれによって結晶の重なりが徐々にずれ、全体がねじれて見えることからツイストとも呼ばれることがある。 「ねじれている」という意味のドイツ語「gwinde」のオーストリア訛りが「Gwindel」らしい。 アルプス産のグウィンデルが有名だが、ウラル産やブラジル産、パキスタン産もある。 ウラル産 グゥインデル |
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セプター・クォーツ (Scepter) 王笏水晶 松茸水晶 キノコ水晶 |
セプターとは「王杓」の意味。 ちょっと変わった形のセプター マダガスカル産のセプター |
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ファーデン・クォーツ (Faden Quartz) Faden-Lined Crystal |
ファーデンはドイツ語で「糸」の意味。 ファーデン・クォーツについて考えてみた |
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平板結晶 |
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テッシン・ハビット Tessin-habit |
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Cumberland Habit カンバーランド ハビット 算盤玉型水晶 |
某ショップで「Cumberland Habit」と説明されている水晶を発見。この単語で画像検索をしてみると、そろばん型水晶がヒットしてきた。 調べてみるとCumberlandはカンバーランド(イギリスの地名)、Habitは結晶の癖という意味らしい。 イギリスのCumberlandでそろばん型水晶が出ているのでこの名前があるのだと思う。 |
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採集分野での呼び名 主に山で石(水晶)を採集している人たちの間で使われてたりする言葉 | |||||||
晶洞 ガマ(カマ) ジオード |
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クラスター 群晶 とっこ |
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とっこ 突鉱 |
クラスターのこと 鉱物採集の分野などでは「とっこ(突鉱)」ともよばれるらしい。 クラスターの中でも、結晶は長く立体的な状態のものを指し、比較的平板なゲス板(↓)と区別することもある。 |
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ゲス板 | クラスターの一種。 上記のとっこ(突鉱)が立体的なクラスターを指すことが多いのに対し、ゲス板は結晶が比較的短く、長さがそろった平板なクラスターを指すことが多いらしい。 |
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びんた切れ | 「びんた(頭)が切れて無い」という意味らしい。 欠けたのではなく、先端が母岩などに接触したために、先端を形成することができなくなった水晶のこと。 あるいは、国産の場合で、水晶とともに産出するベリル(緑柱石)のこと。(同じ6角柱なのに、先端がなく平らであることから) ※「びんた=頭」は鹿児島弁だとか? |
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平行連晶 | くっつきあって同じ方向に成長した結晶のこと。 セプター水晶など、上下にくっついていても同じ方向に成長しているものは平行連晶ということになるらしい。 |
クリベージ・クォーツ |
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スクレ sugar (シュガー・クォ−ツ) |
いわゆるドゥルージー・クォーツの状態で砂糖をまぶしたようにきらきらしているものを「シュガー・クォーツ」と呼ぶ場合もあるが、珍しい用例では、板状(タビー)のDTで接触痕も接合線もなく完結した(クローズした)結晶を「sugar(スクレ)」と呼ぶこともあるらしい。 | ||||||
メタモルフィック・クォーツ Metamorphic Quartz |
熱や圧力による変成作用を受けている石英。 変成作用は英語で「メタモルフィック」。略して「メタ」と呼ぶことがある。 変成作用を受けている石英の中に、アルミナをコロイド状に含んで、半透明のオパレッセンスを示し、ガンマ線を当てると黒く変色し、その後加熱すると金緑色に変色するものがある。 クリスタルヒーリングの分野ではこれを「変容する」という意味合いで「メタモルフォーゼス(メタモルフォシス)」と呼び、「メタモ」と略される。 偶然似た名前が付けられてしまったので、かなりややこしい。 |
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