水晶の色について考える(説明) : 黄色水晶と紫水晶  煙水晶と黒水晶  紅水晶  緑水晶  青水晶  赤水晶
 写真 : 黄水晶 1   紫水晶 ・・  煙水晶   黒水晶   紅水晶   緑水晶   青水晶   赤水晶
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いろいろなローズクォーツ
結晶あり、磨きあり。よく見ると色合いもいろいろです。


結晶形ローズクォーツ

ブラジル産
かつて、結晶形ローズクォーツと言えばブラジル産のみと言われていました。
今ではアメリカやアフガニスタンからも見つかりますが、一番数が多いのはやはりブラジルです。
珍しく結晶した中でもさらに珍しいと思われる、しっかりとしたポイントを形成したローズクォーツ。透明感も抜群、しかも先端までピンク色。ポイントの長さは約1.5cm。 これも透明感のある結晶。実はDT(両錐)。
しかもよく見ると中には針状の結晶が入っている。ルチルだろうか?
大きく見えるが、平べったいクラスターを立てて撮影しているので、結晶にはほとんど柱面がない。ちょっとわかりにくいが、結晶の先端はクリア〜スモーキーになっている。ローズクォーツの結晶では、先端がスモーキーがかることも多い。
クリアな水晶の上にスモーキーがセプター状に結晶し、さらにそのうえにローズクォーツが結晶している。ローズクォーツは白濁している。針状の結晶が内包されているのが見える。 白い母岩の上に、透明感のあるローズクォーツが結晶している。結晶の形はあまりはっきりしていないが、透明感のある結晶は貴重。 初期に流通していたローズクォーツ結晶に多い、白濁したタイプ。桜の花びらのような色合い。
ピンク色のメレンゲの上に、レーズン……じゃなくてスモーキークォーツを落としたような。造形的にもおもしろいローズクォーツです。 表面が若干粉を吹いたようになっているが、色が濃い。裏面も完全に結晶している、ミニ・クラスター。 透明な水晶の表面がほんのり桜色……のようなローズクォーツ。このような色むらのあるローズクォーツは、ないと言われていたらしい。
白雲母の上にもこっと結晶したローズ。そういえば、ローズと雲母の取り合わせも多い・ カテドラルなスモーキーをフリルのようにぐるり一周取り巻いたローズ。 淡いスモーキー・クォーツの表面を覆うように結晶したローズ。
フラワー・アメジストのように薄く結晶した淡いローズ。アメジストとローズの組み合わせは見たことがないが、あるという噂もある。 4センチほどの結晶で、中間ほどがローズ、先端は淡いスモーキー。全体がローズ色の大きな結晶は本当に少ない。 ごつごつスモーキー・エレスチャルだが、一番下に色の淡いローズ・クォーツがスカートのように結晶している。
写真に撮ると全体がほんのりピンクに写るのは、内部がローズ・クォーツだったりするからだろうか?
     
スモーキーの上に白濁した淡いローズが複雑にくっついている。これぞローズ・エレスチャルといいたい。    


アフガニスタン産
まさしくバラ色のローズクォーツがあろうとは!
結晶というよりカルセドニーのような形。色はほぼ写真の通りの薔薇色。 写真の左右で1センチちょっとの小さな石だが、はっきり結晶が確認できる。ブラジル産には見られない濃い色合いが魅力。 濃いスモーキーの上にバラ色ローズ。小さいけれどボリュームのある結晶です。ややミルキー気味。
2007年にはじめて見た、塊状のアフガニスタン産ローズクォーツ。
結晶とは違って、桜色♪
透明(もしかしたら淡いスモーキー)の上に結晶している。結晶形ははっきりしないが、それでも結晶。 2007年にお目見え。新しい鉱脈が見つかったらしい。濃いスモーキーの上に濃いローズ。大型の結晶もある。
2006年に初めて登場した透明感のある結晶。結晶も長さ1センチを超える大きさ。左の石に比べると淡いが、ブラジル産に劣らない。 淡いスモーキーの上にシロップをかけたようにローズ。水晶というよりカルセドニーのようにも思われる。 小さなかけらのアフガンローズだが、「赤」と言いたいほどの見事な色合い。
     
まるでフラワー・アメジストのようにぺってり寝そべった感じに結晶している。    


塊ローズクォーツ

■スター・ローズクォーツ(ブラジル産)
スターが出るロース・クォーツといえば、マダガスカル産で透明度の高いものというイメージがありますが、これはブラジル産でほぼ不透明。
ポインタをのせるとスターが出ます
■ペンダントヘッド
おそらくマラガスカル産。内包物もクラックもなく、透明度抜群。甘い色合いに鋭角なカットがマッチしている。
■マダガスカル産
光に透かしているので色が薄く見えるが、ローズにしては濃い色合い。中がもやもやとしているように見え、微細な針状結晶がかろうじて確認できる。
■マダガスカル産(ピンク・ジラソル)
ジラソルだって石英で。ピンクなのだから、これもやっぱりローズクォーツ……?
■マダガスカル産
スモーキーが混じっているのか、他のローズクォーツよりは、明らかに「色黒」なローズ。もっと色が濃いものも見たことがある。
■ブラジル産
クラックはあるけど、透明度高し。
スターも出ます。
ポインタをのせてみてください。
■マダガスカル産
ややモーヴがかった桜餅のような色合いのローズ。一口にローズクォーツと言っても色合いは実はさまざま。
■アメリカ産
シエラネバダの、「ピンク・アンダラ」と呼ばれるローズクォーツ。薄板状に割れることがあるらしい様子を見ると、アフガニスタン産に似ている
■マダガスカル
ラベンダー・ローズと呼ばれる、ローズとは思えない薄紫のローズ・右にちょっと見えているのが比較で入れた普通のローズ
■マダガスカル産
マダガスカル産ローズクォーツの結晶形はまだ見たことがない。やはり発色原因の違いのためだろうか?
ペンライトをあてるとスターが見える石。
■ブラジル産(ピンク・メタモ)
メタモルフォーゼス・クォーツだって石英で。ピンクなのだからローズクォーツでもあるわけで。
■三重県産
国産ローズ♪ 渋い色合いだが確かにローズ。日本でもローズクォーツは出ます。
     
■産地不明
淡いローズクォーツの中に、何かキラキラとした内包物。「ローズクォーツ・サンストーン」と言う名前がついていたが、サンストーンは長石につく名前なので正しくない。
■国産
なんと、国産ローズ。まぎれもなくローズ。出るんだ、ローズ。
■ブラジル産
川流れですりガラス状になったローズ。
桜餅のよう。
■産地不明
濃くてスターが出る。
■ネパール産
……だというのだが。まるで劈開があるような不思議な割れ方をしている。
■ブラジル産
大きめ川流れ。


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