レモンクォーツと呼ばれる水晶とガラス | ||
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●中国産 若干黄緑がかっているようにも見える「シトリン」で、部分的にはスモーキー。よく見るとスモーキーの部分はファントムになっている。このタイプはスモーキーを加熱して黄色くしたものかもしれない。 |
●レモン・クォーツ おそらく放射線照射と加熱によって変色した石英。 クリスタルヒーリングの分野で「メタモルフォーゼス」と呼ばれるミルキー・クォーツを変化させた「オーロベルディ」と呼ばれるもの。 |
●ガラスビーズ ビーズでは、下のようなオパルセント・ガラスの一種が、「レモン・クォーツ」の名前で売られていることがあります。内包物が入っているように見えるので天然っぽいですが、ガラスです。角度によってオパールのような青い輝きが見えます。 |
加工? 天然? ちょっと不明。 | ||
「イエロー・ジラソル」という名前で売られていたマダガスカル産。 半透明黄色で、どうやら中に極小の針状結晶が縦横無尽に入っているらしく、それに光が反射して、方向を問わずスターが出る。 スモーキー加熱であるという噂あり。 |
「レモン・クォーツの名前で売られていた、どうやらブラジル産らしいビーズ。だが、色合いや質感は左の「イエロー・ジラソル」そっくり。小さいので確認できないが、大きければ同じようなスターが出るはず。 半透明ではなく透明タイプもあった。 |
たぶん、中国産。渋い黄色でとても天然っぽいのだが、内部のクラックのようすからすると、加熱の可能性があると思っている。 中国産だから疑うわけではなく、このクラックがとても疑わしい(個人的意見) |
スモーキーに混じって売られていた、スモーキー・シトリン。明らかに黄色くて、シトリンと言ってもいいような。スモーキーに混じっていたのだから、加工の可能性は低そう? | ビーズでシトリンというと、妙に真っ黄色でクラックもミストもないものを見かける。出もよく見ると淡いの濃いのがあるし、さわると冷たいし……合成? とおもったら、明らかにガラスの手触りのものもあったり。 |
いろいろな色合いのシトリンのルース。 上のような赤っぽい(茶色っぽい)ものも、実はシトリンの色合いである。こういう色合いの原石が欲しいなあ……。 |
ブラジルでは、特に赤いシトリンを「シトリン・フォーゴ(炎色シトリン)」と呼ぶのだそうで。 |
国産の黄色い水晶 内部から黄色い水晶は案外少ないです。 国産ともなればさらにレア。新発見情報から目が離せません。 |
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数年前に発見された、奈良県五代松鉱山の黄色い水晶です。 黄色い色は、微細な角閃石のインクルージョンによるものであると言われていますが、内部に見える「芯」のようなものとあわせて、くわしいことはわかっていません。 |
■中国産 3センチほどのハーキマー・タイプ。天然コーティングによって、おめでたい金色に見える。 |
■インド産 緑泥が入ったポイントがあるので、金色と緑のツートンカラー。表面を覆う薄膜が虹色に輝く。 |
■ブラジル産 黄色と言うよりオレンジ……温州ミカン色。おなじみタンジェリン、もしくはララジンニャと呼ばれるタイプ。 |
■ネパール産(またはチベット) 表面が鮮やかな黄色に色づいたヒマラヤ水晶。ここまで黄色いのはちょっと見かけないように思う。 |
■ネパール産 これはカンチェンジュンガ産。色味のない透明な結晶が多いが、これは金色に天然コーティングされている。 |
■ブラジル産 表面が淡い金色に天然コーティング。夕日で透かすと、まさしく「ゴールデン・ヒーラー」。 |
■アフガニスタン産 一見淡いシトリンに見える……が、いっしょに箱に入っていた水晶には、天然コーティングであることを示す虹色皮膜が見られたらしい。……と言うことで天然コーティングかも。 |
■南アフリカ産 はでやかな黄色だが、リモナイト(褐鉄鉱)による天然コーティング。部分的にはアクアオーラのような虹色も見える。「カクタス・リモーネ」の名前も見たことがある。 |
■マダガスカル産 水晶の表面が黄色く天然コーティング。マットな感じなので柔らかな色合い。 |
■アメリカ・アーカンソー州産 たしか、最初にゴールデンヒーラーとして紹介されていたのは、アーカンソー産だったような気がする。 |
■アメリカ・アーカンソー州産 酸化被膜で虹色になっている「天然アクアオーラ」。「ソラリス・クォーツ」の名前で売られている。 |
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