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マスカットグリーンのプレナイトの中に内包された、針状の緑の鉱物。 写真では太くがっちり内包されてますが、たいていは写真左端のように針状です。このタイプは、「ショール入り」「トルマリン入り」と表示されていますが、正しくは「エピドート入り」 「トルマリンみたいに見えるからそういうことにしちゃえ」的な説明が、訂正もされずに使われ続けているようです。 |
エピドートである証拠その1。 ちょっと見にくくて申し訳ないですが、写真のまん丸はプレナイト。矢印で示しているのがエピドート。 このようにプレナイトとエピドートは、一緒に産出します。 |
かなり「緑」が強いエピドート。それでも右のグリーン・トルマリンと比べると、黄色みを帯びた緑色であることがわかります。 | 先端部分が黒いグリーン・トルマリン。 緑は緑ですが、黄色や茶色を帯びていない緑です。 |
褐色のエピドート。 トルマリンのようにも見えますが、断面を見ると板状です。 |
グリーン・トルマリン。トルマリンは一つの結晶の中で、色が入り交じることがあります。 |
エピドート。褐色と緑の中間の色合い? このように結晶が複数くっついた場合、エピドートは束状にならずに平べったくくっつく感じ。 また、結晶の幅が両端で少し違うので、くっつくと若干扇形に広がって見える。 |
グリーン・トルマリン。黄色みを帯びた緑色だが、やはりエピドートよりは「緑」な感じ。 結晶が複数くっついた場合、「束」状になる。結晶は上もしたも同じ太さなので、放射状に結晶していない限りエピドートのように扇状に広がることは少ないと思う。 |
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