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| 写真:クル・マナリ1 ・ 2 ・ 3(マニカラン) |
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■ヒマチャルプラデッシュ州 (Himachal Pradesh) クル(Kullu) マナリ(Manali) パルバティ渓谷(Parbati Vallery) マニカラン村 (Manikaran) |
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| ■産地について ヒマチャル・プラデッシュは、インド北部、一部をチベットに接している州で、「雪山の地」の意味。 景色が美しく、クルやマナリは夏場は避暑や観光などで人が訪れるが、冬は雪に閉ざされる地域。 クル渓谷は、デリーから北へ550〜570kmのところにあり、ビアス川をさかのぼって、標高約 4,000mのロータン峠へと至る道筋が、中心都市の名をとってクル渓谷と呼ばれている。”神々の谷”と呼ばれる美しい場所であるという。 マナリは、クル渓谷の奥、クルから40キロ北の、標高2050メートルにある山里。 パルバティ渓谷は、クル渓谷のすぐ東側に平行して走る谷らしい。 マニカラン村は、2006年新宿ショーでお目見えしたトライゴーニック付蝕像水晶の産地で、ヒンズー教・シーク教の聖地であり、温泉地としても知られているらしい。地図に落としてみると、パルバティ渓谷の一角という感じ? ※インドヒマラヤ インドの北部、チベット、ネパール、パキスタンと国境を接する東西3,000kmに弓状に連なる山岳地域を総称してインドヒマラヤと言う。 ■クル、マナリ産の水晶についての個人的考察 ヒマラヤ水晶の中では比較的よく見かける産地ではないでしょうか。 これまでは、クル・マナリ、パルバティを分けて考えていましたが、パルバティ渓谷がクル谷の隣の谷であることがわかったことから、単に「インド産」とだけ記されているヒマラヤ水晶の大部分は、クル渓谷(とその周辺)産であると考えても良いのではないかと思います。 インクルージョンも少なく、ヒマラヤ水晶の中ではブラジル産水晶に通じる素直な形が特徴……かと思っていましたが、集めてみたらなかなかどうして個性豊か。 ネパール産ほど、産地の特徴ははっきりしていませんが、この産地で見られる水晶には、 ●氷のような透明感というよりは、やわらかめの輝きのクリアな水晶 ●酸化鉄でピンクからオレンジにうっすら染まった水晶 ●色が明るめの緑泥や、紫っぽい緑泥が内包された、地味ながらもカラフルな水晶 があるように思います。 このほか、比較的少ないものの、スモーキー・タイプも見かけることがあります。 質は、透明度が高くエッジもきれいな結晶から、結晶にダメージがあり、全体が粉をまぶしたようにくもりがかっているものまでさまざま。 ビーズやカービング(彫刻)を施されて流通しているものも多いようです。 個人的に、この地域の特徴を一番表しているのは、酸化鉄で淡いピンクオレンジに色づいて見えるタイプ。 ネパール産(ガネーシュ・ヒマール産)に比べて、明るく開放的でやさしげなイメージがあります。 ■ナイニタール産水晶 ヒマラヤ水晶として、某ショップで見かけた産地。 以前、鉱物系ショップでヒマラヤ水晶としながら、産地が南インドだったことがあるので、一応チェックしてみたら、ヒマチャル・プラデッシュ州のお隣、ウッタランチャル州でした。 範囲としては間違いなくヒマラヤ。ヒマラヤ水晶です。石の感じは、クル・マナリ産とほとんど見分けが付かない感じ。 |
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