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写真:ガネーシュ・ヒマール産の水晶いろいろ・ 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9(ティプリング・ゴルカ) |
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ネパール産 (5) | |
■アンナプルナ (Annapurna Himal) |
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■産地について ネパールの第2の都市ポカラの北にある山域で、ネパールの中央部に位置する。アンナプルナT峰、U峰、V峰をはじめとする高峰が11座ほども連なり、山々が比較まとまっている山域であることから、人気のトレッキング・コースでもある。 アンナプルナT峰(8091メートル)は、人類が初めて昇った8000メートル峰。(初登頂は1950年、モーリス・エルゾーグが率いたフランス登山隊) アンナプルナI峰と西側のダウラギリ峰という2つの8,000m峰に挟まれた谷には、かつてネパールとチベットを結ぶ交易路として栄えた、ジョムソン街道が通る。 アンナプルナは「豊饒の女神」という意味。 ■アンナプルナ産水晶についての個人的考察 アンナプルナ産水晶は、2005年にはじめて手にした新しいネパール産水晶です。入荷量も限られていたため、アンナプルナ山域すべての水晶の特徴とは言えないかもしれませんが、目にした水晶の特徴をまとめてみると、以下のような感じになります。 ●長さと太さの割合で言うと、どちらかというとずんぐり ●クローライトなどのインクルージョンはなく、透明。 ●ややグレーっぽさを感じる色合い ●比較的エッジが鋭い ●中のミスト(白い霧のようなインクルージョン)がたなびく雪煙のよう ●ファセット(錐面)にたくさんのレコードが連打され、溶け合って不思議な模様のように見える また、ネパール産水晶の中では大型の結晶が入荷しており、グレーのムーンストーン(長石)がくっついているものもありました。 ※追記: 2006年1月、二つ目のアンナプルナをゲット。 そのときみたアンナプルナは「透明なガネーシュにそっくり!」でした。 なんと、以前からアンナプルナで採掘されていたものの、 ガネーシュ・ヒマール産に混ぜざって流通していたものもあるようです。 特徴は…… ●「ずんぐり系」のガネーシュ・ヒマール産にそっくりなものがある。 ●先細りでライトなスモーキーもある。 ●ヘマタイトが付着したものもある。 ●緑泥のインクルージョンはみとめられない。 ※追記・2 その後、さらにアンナプルナ水晶を見ましたが、 ●透明なものが多い ●たくさん並んでいると若干の色の差はあるが、無色透明系 ●先細り系よりもずんぐり系 ……が多いようです。 ネパール産のヒマラヤ水晶でも産地の混乱はあるようで、ガネーシュ・ヒマール産とされていても、実は別の山の水晶だったりするかもしれません。 中には、ネパール以外の水晶をネパール産としている所もあるようなので、せめてネパール産であることを祈るのみです。 |
アンナプルナの水晶 ほとんど市場には出回っていないようです。 写真をクリックすると、詳細な紹介ページが別窓で開きます。 |
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運良く入手できた、手のリサイズのアンナプルナ。 両手でしっかり抱えないと持てない数kg級の大きな結晶も、手のリサイズの小さなこの石も、上に挙げた特徴が共通しているのが面白い。 |
アンナプルナ2号。1号のような顕著な特徴は見られないが、透明度は抜群。 |
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もしかして、アンナプルナ?
2号をゲットしたときに他のアンナプルナを見、
今までガネーシュ産に混ざっていたと聞いて、ふと疑問。
もしかして、こいつらはアンナプルナでは?
あくまでも「もしかして」ですが、ご覧下さい。
ガネーシュの中ではひときわ目立つ、透明感と根本の白さ。
これも透明感がピカイチ組。
金色に見えるヘマタイト(?)の付着もアンナプルナで見られる。
うっすら、スモーキーで板状ヘマタイトが刺さっているタイプ。
形は違ったが、色合い、ヘマタイトの付具合がそっくりだった。
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