2010年のIMAGE2010で初お目見えした「パルギ産水晶」。 最初に見た時、とても面白い特徴を備えた石が出てきたんですが、それっきり。 その後はマニカランとよく似た水晶ばかりとなりました。 これでは「パルギ」と区別する甲斐がありませんが、最初の特徴がとても面白かったので記録しておきたいと思います。 |
成長干渉?タイプ | ||
結晶が半分埋もれたような、大きな結晶から結晶を浮き彫りにしたような形。最初に成長した結晶の半分が何かに覆われ、その後残りが成長し、あとで覆っていたものがとれたのかと思ったけれど、境目の部分がシャープすぎるのが不思議。 | よく見ると右の写真のように穴が開いている。穴の底には結晶面が見える。これも最初に成長した結晶の上に何かが付着し、その後まわりが成長したのでこんなことになったのだろうか。一種の成長干渉といえるかも。 |
パルギにはガーデンタイプもある。やや鮮やか目のクローライトに、黄褐色の角閃石のようなもの。 緑と黄褐色の対比は思ったよりも鮮やかで特徴的。 このタイプは上の成長干渉タイプより後になっても見かけていて、特徴を覚えていると見分けが付く。 |
パルギはここ パルギ産は当初「マニカランの北10kmのあたり」などと説明されていた。 ミネラルショーでパルギ水晶を買った店に地図を持って突撃、印をつけてもらったのもなるほどその説明通りの場所(※右地図の「マニカラン Manikaran」の「ニ」の下のあたり) なるほどそうかと思っていたら、ブログにて「場所が違う」という情報をいただきました。 Googleマップのようなサイトで調べた結果が右地図の場所です。 とりあえず現段階ではこのあたりということで。 ……最初の説明は何だったんだろう? インド産水晶は、産地の表記より場所があやふやです。 |
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