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  写真:パキスタン産水晶  ・ 2  ファーデン  スライマン山脈
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パキスタン産の水晶いろいろ2
内包物、他鉱物との共生、個性的な形

性的な内包物
     
 ■バイオタイト(黒雲母)入り  バイオタイト(黒雲母)入り。茶色く透けて見えるフィルム状のものがバイオタイト。
■バイオタイト(黒雲母)入り
バイオタイト(黒雲母)入り。茶色く透けて見えるフィルム状のものがバイオタイト。
■ホットスポット
ショールと雲母付きの水晶だが、特徴はほくろのような”ホット・スポット”。
放射性鉱物が内包されて、その周辺がスモーキー化しているのだという。ポインタをのせるとアップ画像になり、放射性鉱物の内包が見える。ジルコンかもしれない。
■アクチノライト入り
ネパールにもアクチノライト入りがあるが、パキスタンにもある。先細りの結晶の形がネパール産にそっくり。
     
 緑泥のファントムに見えるが、表面を濡らしてみるとアクチノライトのファントムっぽい。  アクチノライトと緑泥またはヘマタイトの内包物が見える大型水晶。右写真は根元部分のアップ。先端は完全な形ではないが、これは欠けているのではなくて、岩か何かで成長を阻まれたため。
■ルチル入り
ネパール産ではルチル入りをほとんど見かけない(あやしいもの、もしかしてルチルかもしれないものはある)が、パキスタンでは、はっきりとルチル入りであるものが産出する。
     
灰色に見える太い角閃石型が担って内包された水晶。産地がややあやふやで、ワジリスタンかもしれない。 緑泥かどうか不明……だけど緑。茶葉のかけらみたいなのが散っている感じ。  一見黒水晶だけれど、おそらくショールと思われる黒い針状内包物がぎっしり。

他鉱物との共生
パキスタン産水晶の魅力は「共生」。
アクアマリンやトパーズなどの宝石鉱物のほか、雲母やガーネット、アキシナイト(斧石)など、多くの鉱物との共生が見られる。
アキシナイト(斧石付)
アキシナイトは半分以上欠けているが、この取り合わせははじめて見た。ほんのり透けるワインレッドが美しい。

Baltistan地域産
インディゴライト付きスモーキー
ほとんど黒に見えるトルマリンだが、一部が青く透けるので、ショールではなくてインディゴライトだとわかる。
底に渋い色合いのスモーキー付き。
トパーズ付
これも豪華な組み合わせ。写真の石は、ほんのりクリーム色のトパーズとのコンビネーションだが、透明なトパーズなど、いろいろな取り合わせがある。

Skardu〜Shigarのあたり。
アクアマリン付
ほんのりスモーキーにアクアマリン付。石英とアクアマリンの取り合わせはもっとも美しいもののひとつだと思う

(Shigar産)
■アクアマリン付き
大きめのアクアマリンの結晶の表面をグラニュー糖のような水晶が覆い、ちょっと大きめ結晶がくっついている。アクアマリンを母岩にした水晶なんて、贅沢。
■スポデューメン付き
つまりはリチア輝石付き。うっすら緑なのでヒッデナイトといえるか。水晶がセピアピンクに覆われているのは、リチウム水晶と言うことになるのだろうか。

■ショール(黒トルマリンつき
うっすらスモーキーの真ん中を太いショールが串刺し!
驚くべきは、この石が特別なのではなくて、ショールを芯に成長した「串刺し水晶」が同じような産地で複数見られること。
おそらくDassu産。
■ショール付き
大きめのショールがくっつき、内部には細い結晶が入っている。写真では青く見えるが、肉眼では黒。
青だったらいいな、と思うけれど。
■モリオン
Gilgit産。
写真の石は表面に透明な層が被さっているが、モリオンのみのものもある。
カテドラル状でワイルドな石が多い。写真の石は小さいものだが、インディコライト(青トルマリン)やアクアマリンと共生している。
ごつごつしたガーネットを抱え込むように水晶が結晶しているように見える。水晶が先か、ガーネットが先か。 アクアマリンとショール、ガーネット付き
いろいろくっついて盛りだくさんなおもしろ石。
水晶とショールとアクアマリンをかき揚げにしたような感じ。

個性派
ハーキマー・ダイヤモンド(水晶)にそっくりだったり、内包物が抜け落ちたチューブインクルージョンだったり。
いろいろ個性派水晶もある。
■ムーンクォーツ
ブラジルのメタモルフォーゼスに似た、半透明白の塊状石英。K2産とのことだが……。

■チューブ・インクルージョン
Shigar産。
青石綿(クロシドライト)がインクルージョンしていたものが、抜け落ちてしまったものだという。
このように、針状の内包物が無くなり、その後が空洞になって残っているものをチューブ・インクルージョン、または抜け殻水晶という。透明度の高いものは、極上のシルバー・ルチルのようで美しい。
■アメシスト
淡いがはっきりアメシストとわかる大ぶりな結晶。一部には鉄分のような付着も見られる。
アフガニスタンからは、色の濃いアメシストが出るが、パキスタン産は淡い色合いのようである。
K2産(たぶん)。
K2は、カラコルム山脈に属す山。
狭義の意味のパキスタン・ヒマラヤには含まれない。
 
■ギルギットの黒
ギルギット産の漆黒。左の水晶は後ろ反面は付着物で真っ白。右は全面艶黒で小さいけれどほとんど透けない。
     
■アメジスト
アメジストの産地はバロチスタン州(南部)にもあるので、やや心配だが、北でもアメジストはあるらしい。
 先細り水晶が面白くくっついたクラスター、双晶?と思えるくっつき方をしたものがあるが、気のせいかも。
スカルドゥ産
 タビュラー! タビュラーばかりがまとまって出たことがあるのが面白い。グインデルかと思ったけれど、ねじれていないと思う。
 
 そうは見えないかもしれないけどグインデル。シガール産説とカイバル峠付近(ザギの近く)産説があるみたい。 フンザ産と言われた、 太い黒針ざくざく水晶。最初はトルマリン(ショール)入りかと思ったけれど、どうもエジリンっぽい感じがする。以後似たような石を見かけず、どうもフンザでなくてザギ産のような気がしている。

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