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色による名前

アメシストの仲間  シトリンの仲間  スモーキー・モリオンの仲間  ミルキーな色合いの水晶  その他の色

お探し名称がない場合、他コーナーに収録されている可能性があります。
「総合索引」で探してみてください。
また、新たな名称(商品名)である可能性もありますので、
未収録の名称、間違いやリンク切れ、その他情報がありましたら、
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(未収録の名称の場合は、それが紹介されているサイト情報もあると助かります)

……本来の意味に加えて個人的な基準をプラスしたもの。 
下線のついたリンク部分をクリックすると、関連ページが別窓で開きます。
名称がアルファベットのみのものは、日本では聞いたことが無く、海外サイトで見かけた用語です。


参考に写真を載せていますが、天然石であるため色合いには幅があります。
モニターによって色が異なって見える場合もあります。決定的な基準ではなく参考程度にご覧ください。
また、各色合いにはかなりの差があります。色と色の境目も曖昧なため、同じ色が違うところで違う名前で呼ばれてれている場合も多いです。
アメシストの仲間 アメシストのいろいろ写真はこちら
アメシスト
紫水晶

Amethyst

一般にアメジストといわれるが、綴りがamethystなので「アメスト」とも表記される("th"の発音が微妙)。
水晶の成分の一部が鉄に置き換わり、さらに天然の放射線を浴びることでイオンの状態に変化がおきて黄色(黄緑)の光を吸収する仕組み(カラーセンター)ができて、結果的に紫色に見えるもの。
直射日光に当てすぎると色が薄くなるそうなので、保管に注意。
(何年もたつうちに薄くなった……?という程度)
「紫」と説明されるが、赤みの強いもの、青みの強いもの、色の濃いもの薄いものなど色合いには幅がある。
アメトリン
Ametrine


ボリビアナイト
Bolivianite
アメシスト(紫水晶)とシトリン(黄水晶)がまざったもの。ボリビアで産出する。
※ボリビアでのみ産出するとされていることもあるが、ブラジル産のものもあるようす。(写真
宝飾品用では合成もある。色鮮やかで形の良い結晶はなかなかない。
ボリビアナイトの別名もあるらしい。
(この場合はボリビア産に限るだろう……。
ブラック・アメシスト
Black Amethyst
ほとんどモリオンのようにも見える黒いアメシスト。
アメシストの鉄分(鉄イオン)が多すぎて黒く見えるほど色が濃くなったのだという。
透明感もほとんどない。


ラベンダー・アメシスト
ライラック・アメシスト
淡い色のアメシストのこと。
クラックやミスト(霧状の内包物)によって透明度がいまいちなものが多いとされるが、美しいものもある。
けっこう透明度が高いと思う淡いアメジスト

ラベンダー・アメシストと普通のアメシストは別ものであるという説明もみかけたが、発色原因が異なっているわけではないであろうと思われる。(違うとしてもその違いをきちんと説明しているところは皆無)


普通のアメジストが色あせたのではなくて、たいていは最初からこういう色です。念のため。



「ラベンダー・アメジストは、色が薄すぎて価値がないアメジストを高く売るため、新しく名前を付けたもの」……という話がある。「くず石を高く売るための方便だ」という否定的なニュアンスだが、以前は色が濃いアメジストが人気で価値が高かったとしても、時代が変われば好みも変わるわけで、ジュエリーのデザインやカットなどで淡い石の美しさが見直されてきて人気が出れば、以前は安かったものが高く売られることはあり得ると思う。
「ラベンダーアメジストという特別なアメジスト」「他にはないレアな色」などといって法外な値段で売るのは論外だが、一方的に「くず石を高く売るための……」と否定するのも違うと思う。
自分の目で美しいと思えれば美しい。そういう思いもお忘れなく。
ローズ・アメシスト
ピンク・アメシスト
色が淡く、かつ透明度が高くて、一見ピンクがかって見えるアメシスト。
ローズやピンクという名称が使われていても、ローズクォーツが混じっているわけではない。

下の、アメジスタ・フファンセーザと同じもの?
アメジスタ・フランセーザ

ローザ・フランセス
Rosa Frances

ローズ・フランス
直訳すれば「フランスのアメジスト」。
Rosa Francesだと「フランスの薔薇」。
ブラジル、ミナスジェライス州のカペリーニャ(Capelinha)に産出する、透明度と照りに優れた淡いピンクラベンダー色のアメジスト。
普通のラベンダー・アメジストは、透明度がいまいちだったり、アメジストが色あせたものだったりするが、これは産出したときから美しい淡いアメジストで、退色もあまりしないらしい。


発色にマンガンが関わっているとする説もある。

淡い紫は写真に撮りにくい……



グリーン・アメシスト
Green Amethyst

グリーンド・アメシスト

プラシオライト
Prasiolite


グリーン・クォーツ
Green Quartz
(※2)


一般に、アメシストを加熱すると、黄色く変色するものが知られているが、ごくまれに緑色になることがある。
ブラジル・バイア州のモンテ・ズーマ鉱山のアメシストは400〜500度で加熱すると緑色に変色し、プラシオライトの名前で流通する。
他にもブラジルのマラバ、アメリカのアリゾナ州Four Peaks、ジンバブエ、カリフォルニア州とネバダ州の境界付近で産出するものには同じく緑に変色するアメシストがあるが、産出量は少なく、良質のものは宝飾品にされるので、原石ではほとんど見かけない。
マラバ、カリフォルニア州、ネバダ州の境界付近のものは、地熱によって加熱され、天然で緑色のものも希に産出するらしい。

近年、アクセサリーなどで人工的に放射線照射+加熱されたグリーン・クォーツが見られるようになった。
前者の加熱のみで緑色に変化するアメシストは「プラシオライト」「グリーンド・アメシスト」と呼ばれるが、照射(つまり放射線)処理されたものは、この名前で呼ぶのは正しくないとされている。
加熱のみか照射かは、チェルシカラー・フィルター(エメラルド・フィルター)という、エメラルドを鑑別するために用いるフィルター越しに見ることで区別が付くという。

くわしくはこちら(全国宝石学協会)

※最近、おなじみ産地のブラジルのリオ・グランデ・ド・スル産でも、内部がうっすら緑っぽいんじゃないか?と思われるクラスターや、はっきりプラシオライトなかけらを見かける。今まで出回ってなかっただけで、意外にあるのかもしれない……。

グリーンアメシスト(モンテズーマじゃないかも……)
アメグリーン
Amegreen
アメジスト+プラシオライト(ミルキークォーツを含む場合あり)がファントム状になったもの。シェブロンと表現している場合もある
一応、緑+紫のタンブル。
アフリカ産らしい。マラウィ、ザンビア産であるとの情報もあり。
シトリンの仲間  シトリンのいろいろ写真はこちら                    


シトリン
Citrine
黄水晶
水晶の成分の一部が鉄に置き換わり、イオンの状態に変化が起きて黄色に見えるもの。アメシストとの差は、天然の放射線を浴びているかいないかだと考えられている。
天然のシトリンは少なく、アメシストを加熱処理して黄色く変色させているものが多い。加熱処理したものを焼きシトリンと言ったりする。


※従来天然シトリンは少ないと言われてきたが、最近はザンビア産などいろいろ出てきた。スモーキーとの区別があいまいなので、同じような色合いがシトリンと言われたりスモーキーと言われたりしている場合もある。


天然のシトリンの中で、最高グレードのものは「カナリア・シトリン(カナリー・シトリン)」と呼ばれ、文字通りのカナリア・イエロー。
ただし、きれいな自形結晶のものはほとんどなく、マッシブ(塊)状のものでも稀産である。

こんな感じの色?(海外サイト)

シトリンいろいろ
ロシアの黄緑シトリン

シトリンに対する日本語訳は「黄水晶」だが、「黄水晶」といった場合には、いわゆる鉄イオンの関係で透明黄色に見えているシトリンと、それ以外の要因(褐鉄鉱の内包など)で黄色く見える水晶もあまり区別されない場合がある。
黒水晶も同様で、モリオンといった場合はスモーキーがさらに濃くなり不透明黒になったものだが、黒水晶といった場合は内包物による黒も含まれるようす。
※以下のシトリンのいろいろな名前は、色合いによってつけられた「あだ名」のようなものです。
色合いの判断は個人差が大きいので、
名前は厳密なものではありません。
一応名前ごとに分けましたが、同じような色合いが別の名前で呼ばれていることも多いです。
見てみると、お酒の名前が多いようで、けっこう呑兵衛なラインナップです。
シャンパン・シトリン
Champagne Citrine

シトリンの中で、淡い金色で透明度が高いものを、特にシャンパン・シトリンと呼ぶ場合がある。
ケロシン
ケロシィン
kerosine(kerosene)は、灯油のこと。

ブラジルの鉱山では、淡黄色の「灯油のような色合いのシトリン」という意味で、淡いシトリンを「ケロシン(ケロシィン」と呼んだりするらしい。

アマレーロ
Amarelo
アマレーロとはポルトガル語で「黄色」の意味。
淡すぎず、スモーキーすぎず、普通に黄色いシトリンを、普通に「黄色(アマレーロ)」と呼んでいるらしい。(当たり前)
オーロ
Ouro
アマレーロよりもやや濃く、わずかに茶色〜赤みがかった「山吹色」っぽいあたたかみのある色合いをオーロ(金色)とも呼ぶらしい。
オーロといえそうな色合い→
シトリン・セルベージャ
ビール・シトリン
ビア・シトリン
セルベージャとは、ポルトガル語でビールのこと。
その名の通り、ビール色のシトリン

そのまま、ビール・シトリン(ビア・シトリン)と呼ばれることもある。

「ビール色」なので、シャンパンよりは濃く、渋めの色合い?

スモーキー・シトリン
Smoky Citrine

茶金水晶

ジンジャー・クォーツ
Ginger Quartz
スモーキーとシトリンの中間の色合い。

黄色っぽい茶色で、なるほどスモーキーとシトリンの中間だ……と思えるものもあるが、中には「え? シトリン」と首を傾けるものもある。
そういうものは、普通のスモーキーと並べて光に透かしてみると、確かに黄色みを帯びているのでわかる。
普通のスモーキーは茶色でも灰色に傾く色だが、スモーキー・シトリンは黄色〜赤のニュアンスを帯びる。
判断が微妙なものも多いので、普通にスモーキーとして売られているケースも多々。


ジンジャー・クォーツの名前も見かけた。……ショウガ色?
※下のコニャックの色合いも含む感じ
※ストロベリー・クォーツをジンジャー・クォーツと呼んでいる例があったが、ショウガ色ならスモーキー・シトリンだと思う……。
コニャック・シトリンCognac Citrine

ブランデー・シトリン
お酒のコニャックのような色合いのシトリン。
スモーキー・シトリンよりも、赤みがある
「茶色」な感じ。

ブランデー・シトリンとも呼ばれる。
(コニャックはブランデーの一種)
マディラ・シトリン
Madeira Citrine

シトリン・フォーゴ

※赤みの強い美しいもの
赤っぽい茶色を帯びたシトリン。
マディラ酒(マディラ・ワイン)の色に似ているというのでこの名がある。
赤が強いものが最高とされ、”シトリン・フォーゴ(炎色シトリン)”と呼ばれる。

←加熱かもしれないが、シトリンフォーゴといいたい色合い。

スモーキー・シトリンも、コニャック・シトリンも、マディラ・シトリンも厳密にこの色合いという規定はない。
現地や宝石業界の「通称」である。
カナリー・イエロー 天然で鮮やかな黄色のシトリン。
もちろんものすごく少なく、珍しい。


→これなら、カナリー・イエロー?(海外サイト)
加熱シトリン
焼きシトリン

Heated Citrine
天然のシトリンは大変少なく、アメシストを加熱処理して黄色く変色させているものが多い。加熱処理したものを焼きシトリンと言ったりする。
天然シトリンは柱面があるものが少なくないが、加熱したものは元がアメシストなので柱面がないものが多い。
色も”山吹色”という感じの鮮やかな黄色が多い(中には濃すぎて茶色やキャラメル色を帯びているものもある)。
根本が白く、クラックも多い。

加熱すると茶色っぽいほど濃い色になるものもある。
天然のシトリンと比べてみよう
スモーキー・モリオンの仲間  スモーキーいろいろ  モリオンいろいろ       
スモーキー・クォーツ
Smoky Quartz

煙水晶
茶水晶
水晶の成分の一部がアルミニウムに置き換わることでイオンの状態に変化が起き、色が付いて見えるもの。ほとんど透明なものから、まっ黒に近いものまでさまざまな色合いがある。
中には透明な水晶にガンマ線などの放射線をあてて発色させたものもある。


スモーキークォーツいろいろ

モリオン
Morion

黒水晶
Black Quartz

カーンゴーム
(カンゴーム)
Cairngorm
スモーキーの濃いものであるとする説と、別物であるとする説がある。
モリオンと呼ばれるものには、不透明な黒で表面がつや消し状態のものが多い。
カーンゴームは、スコットランドのカンゴーム山でさまざまなスモーキーが産出したことにちなみ、スモーキーやモリオンの別名のように用いられることがある

黒水晶と言う場合には、モリオンの他に、内包物で黒い水晶や放射線照射で黒くしたものも含まれる場合があるので注意。

スモーキーとモリオンについてはこちら
カザフスタン産 黒水晶
スモーキーとモリオン

イタリア産 モリオン

タール入りでまっ黒な水晶
人工モリオン
人工黒水晶
アーカンソー産などの透明な水晶にガンマ線をあてて黒く発色させたもの。
表面がつやつやであること、根本が不自然に白いことなどで見分けられる
(天然の状態で根本が白いものもあるが、人工のものは不自然に白い)

人工モリオン
ミルキーな色合いの水晶                                
ミルキー・クォーツ
Milky Quartz
ミルク・クォーツ
スノー・クォーツ
Snow Quartz

乳白水晶

※Mythic Crystal
水晶の中に小さな気泡などの不純物が混じって白く濁って見えるもの。不透明なものから透明に近いものまでさまざま。

一般にスノー・クォーツという場合は、不透明に近いほど白いものを指すようす。
乳白水晶は、半透明のものを指すらしい。

半透明の水晶でDT(両錐)のものを「Mythic Crystal」ということもある。







ジラソル
Girasol
Gyrasol


ムーン・クォーツ
Moon Quartz

ブルーオパール・クォーツ
“Blue Opal” Quartz


ブルームーン・クォーツ

ピンク・ジラソル
マダガスカル産のミルキークォーツの一種。
オパール化した水晶などと言われていたこともあるが、「オパールのような輝きの石英」という解釈が正しい。

ジラソルとはスペイン語で「ひまわり」の意味。なぜ、乳白色のこの石英に「ひまわり」と言う名前が付けられたのか、その由来は不明。

ほとんど透明に見えるものから、向こう側が透けて見えないくらい半透明なものまで透明度はさまざま。

ブラジル産のメタモルフォーゼスと同じく、変成を受けた石英で、自形結晶ではなく塊状(脈状)で産出する。
アルミナなどをコロイド状に含み、オパレッセンス(ふわっとにじむような乳白色の光の効果)を示す。
放射線照射・加熱で変色するらしい。(色の変化の具合はメタモルフォーゼスとは違うかも)

透明度が低いジラソルは、光をあてると、ムーンストーンのシラーに似た光が浮かぶので、ムーン・クォーツと呼ばれることがある。

透明度が高いほぼクリアなジラソルの中には、ほんのり青い光が現れるものがあり、ブルーオパール・クォーツ(”Blue Opal" Quartz)と呼ばれることもあるらしい。
(※某クリスタル本では、何を思ったかジラソルを「オパール」扱いしている。おそらく名前だけで勘違いしたのだろう)

ブルームーン・クォーツ
の名称も見かけるが、国内ショップのネーミングらしい。
※クリアなタイプについては、「ニューフェイス」の「ブルームーン・クォーツ」の項を参照。


淡いピンク色の「ピンク・ジラソル」もある。

ジラソルの一種と思われるフレアー・ミルキー・クォーツ
フレアーミルキー・クォーツについてはこちらもどうぞ

水晶中にミクロサイズの珪酸塩鉱物が含まれているという説明もある。海外で「Moon Quartz」と呼んでいる場合もある。

青白い光が浮かぶ透明度の高いジラソル。肉眼ではさほどでもないが、デジカメで撮るとはっきり青く写る。




メタモルフォーゼス
メタモルフォシス
Metamorphosis Quartz




ピンク・メタモ







メタモルフィック・クォーツ
ブラジル産のミルキークォーツの一種で、アルミナをコロイド状に含み、オパレッセンス(ふわっとしたにじむような光の効果)を示す。
放射線を照射したのち300度ぐらいに加熱するとグリーン・ゴールド色に変色して安定することからその名がある。

メタモルフォーゼスという場合は、変色させる前の状態を指す。自形結晶ではなく塊状で産出するらしい。
乳白色だけでなく、ピンク色もある。
(※ピンク・メタモも放射線+加熱によって変色するが、変色後の色合いは、乳白色タイプに比べて鈍いらしい。これは、乳白色タイプがアルミナのみを含むのに対し、ピンクはアルミナ以外にも不純物を含むためだということである)

クリスタル・ヒーラー、A・メロディ氏によって命名された。
メタモ」と略されることもある。
変色させたものを「オーロベルディ」と言う。

変成作用のことを鉱物学用語でメタモルフィックと呼び、「メタ」と略される。

メタモルフィック・クォーツに対して、偶然メタモルフォーゼスというよく似た名前が付けられてしまったが、メタモルフィック(メタ)は、変成作用を意味する鉱物学用語、メタモルフォーゼス(メタモ)は、「変容」を意味するイメージ的な名前なので、混同しないように注意。

メタモのタンブル ピンクメタモ

Metamorphosisは、(魔力による)変質、変形この石が、放射斜線+加熱によって乳白色からグリーンゴールド(オーロ・ベルディ)に色が大きく「変化」することを意識した名前です。
つまり、メタモルフォーゼスは、色が変化するからこその名前。
中には、
一見よく似た普通のミルキー・クォーツやローズクォーツがメタモとして出回っていることもあるようです。
これらはメタモのように劇的に変色しないそうなので、「メタモ」の名前にふさわしくありません。

塊状で出る石英で、鉱脈も何カ所かあるようすで、産出量が少ないわけではないそうですが、変色させて宝飾品に加工した方が儲かるので、大部分がそちらに流れてしまい、パワーストーンの方には、思ったように流れてこないようす。

メタモの変色の原因は、アルミナをコロイド状に含んでいるからであるらしく、そのためメタモは、ふわりと光に包まれてにじんでいるような、独特のオパレッセンス(乳白色光)を持つのが特徴。
疑問に思った場合は、オパレッセンスがあるかどうかよく見てみてはいかがでしょう。
オーロベルディ
Oro verde

オウロベルデ・クォーツ

グリーン・クォーツ
(※3)


ゴールデン・メタモルフォーゼス


グリーン・メタモルフォーゼス

グリーン・ゴールド・クォーツ

レモン・クォーツ
.メタモルフォーゼスを放射線をあてたのちに300度くらいに加熱して変色させたものを「オーロベルディ」と言う。
メタモルフォーゼスに放射線を照射すると、いったんは不透明真っ黒になり、その後加熱することでグリーン・ゴールドになる。(下写真参考
美しい色合いのものがあり、宝飾品にも用いられる。

(オーロベルディとは、「オーロ=金」「ベルディー=緑」の意味)
※メタモルフォーゼス・クォーツを変色させたものだけでなく、グリーン・ゴールドの水晶そのものをオーロベルディと呼ぶこともあるらしい。
写真はこちら


オーロ・ベルディの名前はクリスタルヒーリングの分野の名前なので、それ以外ではグリーン・クォーツ、グリーン・ゴールド・クォーツ、レモンクォーツと呼ばれていることもある

最近オーロ・ベルディをゴールデン・メタモルフォーゼスグリーン・メタモルフォーゼスと読んでいるところがありますが、メタモルフォーゼスは「これから変化する(可能性がある)」からメタモルフォーゼスという名前だと思うので、すでに変化してしまった(それ以上変化しない)オーロベルディをメタモルフォーゼスの名前で呼ぶのはおかしいと思います。
また、ゴールドやグリーンと言ってしまってはわずかに緑がかったオーロ・ベルディの色合いをうまく言い表していません。
なので、ゴールデン・メタモルフォーゼス、グリーン・メタモルフォーゼスのネーミングには反対です!


ブラック・メタモルフォーゼス
※あまり見かけないので、決まった名前があるわけではないようです。
メタモルフォーゼスは、放射線照射+加熱で大きく変化する。そのために「変化」「変身」を意味するメタモルフォーゼスの名前があるのだが、その変化は半透明白(メタモルフォーゼス)から金緑色(オーロベルディ)へ一気に変化するのではなく、下(↓)の写真のように放射線照射でいったん真っ黒になり、それを加熱すると金緑色になる。
これまではこの黒段階のものは出回っていなかったが、近年(2008年頃)から黒い段階のものも見かけるようになった。
当初はこの黒い段階を示す名前がなかったが、最近「ブラック・メタモルフォーゼス」と呼んでいるようす。
ただし、この名称はメタモルフォーゼスの名付け親・メロディ氏が付けたものかどうかは不明。
ピンク・メタモはピンクに発色している成分が不純物にあたるため、半透明白ほど顕著に色変わりしないそうです。また、半透明白でももっと色が濃いもの、淡いもの、スモーキーがかったものなど、変化後の色合いにも幅があります。
このように
放射線+加熱で変色しているので、放射線で金色に、とか、加熱加工されていますという説明は十分ではありません。
その他の色                                     
クリア・クォーツ
Clear Quartz

透明水晶

白水晶

透明な水晶のこと。白水晶とも言う。

中には、内包物や濁りなしの完全透明なものを透明水晶、霧状の濁り(内包物)が入っているものを白水晶と区別する場合があるが、天然の水晶は、根本に霧状の濁りが入りやすく、半分くらいが透明であれば、透明水晶と言われていることもある。

透明水晶では、自然の結晶の形をしていれば、天然そのままの水晶と見てよい。
削って整えた形や丸玉などで、濁りやインクルージョンが全くないものは高価。逆に練り水晶である可能性もあるので注意。


ミスト(霧状の白い内包物)は水晶の一部として見られているようだが、それ以外の内包物(緑泥やルチルなど)が見られる場合は、透明水晶とか白水晶とはいわないようである。


イエロー・クォーツ

Yellow Quartz

シトリン以外のいろいろイエロー・クォーツはこちら
 
読んで字の如く、「黄色い水晶」だが、黄水晶=シトリンとは違う原因で黄色く見える水晶に用いられる場合が多いようす。
シトリン以外に黄色く見える原因としては以下のようなものが考えられる
◇黄色い鉱物(角閃石の一種など)が内包されている
 →硫黄の場合はレモンクォーツと呼ばれる
 →酸化鉄に覆われてオレンジに見えるとタンジェリン・クォーツ
  だが、黄色く見える場合もある
 →ゴールデン・ヒーラーと呼ばれる場合もある
◇黄色い鉱物による天然コーティング(鉄など)
 →ゴールデン・ヒーラーと呼ばれる場合もある
◇酸化鉄などの染み込みによって黄色く見える
 →クラックなどに鉄分が染み込み、黄色く見える場合もある
  →これはゴールデン・クォーツと呼ばれる場合がある
◇アメシストやスモーキーを加熱したもの
 →アメシストを加熱したものはシトリンと言われる場合がある
 →スモーキーを加熱したものは、レモンクォーツと言われる
一見シトリンに見えても、シトリンではなくイエロー・クォーツや「○○クォーツ」と記されている場合は、シトリンではない可能性があるという目安になる。
ゴールデン・クォーツ

イエロー・クォーツ
透明な水晶にクラックが細かく入り、そこに鉄分が染みこんで、全体が黄色〜オレンジに見えているもの。

イエロー・クォーツと呼ぶ場合もある。

クラック水晶を黄色に染めたものもあるが、人工的な染めは均一で派手な色合いで、ほとんどがビーズ(稀にタンブル、丸玉)。

天然のゴールデン・クォーツは色合いに幅があり、黄土色や赤(赤茶)に近いものもあるが、きれいな黄色〜山吹色のものをゴールデン・クォーツと呼びたい。

新しいアゼツライトに「ヒマラヤ・ゴールドアゼツライト」というのがあるが、これも同じようにひびに鉄分が染みこんだもの。
ヒマラヤ(インド北部?)産だということだが、同じ石があるところではアゼツライトとして売られ、別の所ではゴールデン・クォーツやイエロー・クォーツとして売られていることがあると思われる。

ゴールデン・ヒーラー
Golden Healer

ゴールデン・レイ
Golden Ray
マグネシウムや褐鉄鉱などにコーティングされ、黄色(金色)に見える水晶のこと。
内部にインクルージョンされて黄色くなっているものを指すこともある。
ゴールデン・レイという呼び方もあるらしい。

最近では「水晶の一部または全体がが他の鉱物によって黄色くなっていること」をゴールデンヒーラーと表現している場合があり、ビーズなどで「一部ゴールデンヒーラーが入っています」などと言うが、ゴールデン・ヒーラーとは、他の鉱物によって「金色に見える水晶のこと」。すなわち水晶全体を示す言葉であると思うので、「ゴールデンヒーラーが入っている」という表現は正しくないと思う。
インド産ゴールデンヒーラー
ブラジル産 ゴールデン・ヒーラー
中国産 ゴールデン・ヒーラー
ネパール産ゴールデン・ヒーラー
サンセット・クォーツ オレンジ色の細い細い繊維状の角閃石が内包されているためにふんわりオレンジに見える水晶。ブラジル・ミナスジェライス産。
角閃石入りの水晶は良くあるが、細くて全体的に均一に散らばって内包されているために、半透明の柔らかいオレンジ色に見える。
2006年7月にわずかに見つかったとのこと。
見かけるのはルースばかりなので、塊状石英なのか結晶形水晶なのかは不明。
タンジェリン(・クォーツ)
ンジェリンというと、結晶表面を鉄分(要するに鉄さび)が天然コーティングしてオレンジ色に見えている水晶が有名だが、要するに「みかん色水晶」という意味合いなので、内包物でオレンジに見えているものもタンジェリンと呼ぶ場合がある。(特にビーズ)
同じ色合いのものがイエロー・クォーツやレッド・クォーツの中に入れられていることもある。
レッド・クォーツ
Red Quartz
赤水晶

アイアン・クォーツ

鉄水晶
Ferruginous Quartz

ヘマトイド・クォーツ
Hematoide Quartz

オレンジ水晶
ニンジン水晶
水晶そのものの色ではなく、水晶の結晶の隙間に酸化鉄が入り込んで赤く色づいているもの。酸化鉄が表面を覆って赤く見えるものもある。
色合いによって赤水晶、オレンジ水晶、ニンジン水晶などと呼ばれる。


鉄によって色づいていることから、鉄水晶(Ferruginous Quartz)とも言われる。ヘマトイド・クォーツとも呼ばれることがあるらしい。
赤水晶いろいろ
  

グリーン・クォーツ

(※1)

緑水晶

Green Quartz
水晶そのものの色ではなく、水晶の中に緑泥石(りょくでいせき)やクロム雲母など、緑色の鉱物がまざったことで緑色に見えるもの。

また、ある種のアメシストを放射線照射+加熱で淡くさわやかな緑色に変えたものや、半透明の塊状ミルキークォーツの一種を放射線照射+加熱で変色させたものも「グリーン・クォーツ」と呼ばれる


→グリーン・アメシスト
→オーロ・ベルディ

グリーン・クォーツいろいろ
ダルネゴルスク産緑水晶・1
ダルネゴルスク産緑水晶・2

ブルー・クォーツ

Blue Quartz

青水晶
水晶そのものの色ではなく、インディコライト(青いトルマリン)やクロシドライト(青石綿)などの青い鉱物が混ざったことで青く見える。
スペイン産のアエリナイト入り青水晶が有名。(マグネシウム・リーベカイトとする説もある)


水晶のクラックルド処理石に注意。(水晶に人工的にクラック=ひびを入れ、そこに染料を染みこませたもの。水晶を熱し、染料の中に入れて冷やすとひびが入りその瞬間に染料が吸い込まれて染まるのだという。ブラジルの産地では、よく知られた処理だが、流通の間に「天然」にされてしまうことも)
ブルー・リキッド入り水晶もそのように作られたそうである。

コバルトによって青く着色されたロシア産の人工水晶(シベリアン・ブルー)や、青いガラスのビーズも「ブルー・クォーツ」と呼ばれることがあるので注意。

ブルー・クォーツいろいろ
パキスタン産青水晶
メキシコ産青水晶
ブラジル産青水晶

ホット・スポット
Hot Spot
クリスタル・ヒーラーのA・メロディ氏による命名。

スモーキーやシトリンの一部が斑点状に茶色(黒)になったもの。

この斑点は、小さな放射性鉱物が内包されたり付着したりして局所的に放射線が強くあたり、その部分が濃いスモーキーに変化しているもの。


右写真下は、スモーキー部分の中に他の鉱物の内包が見られる。これが微量の放射線を帯びているのだろう。
ホットスポット ホットスポット2 ホットスポット3
ホットスポットのアップ写真あり(放射性鉱物の内包が見える)

リチウム・クォーツ

Lithium Quartz

セピア・クォーツ
リチウムが内包されて紫色〜紫色っぽい半透明ピンク(セピア・ピンク)に見える水晶
ファントム状に内包されていることもある。
表面がガザガサと荒れた感じになりやすく、ナチュラルで美しい結晶は比較的まれ。


リチウムと鉄分が一緒になって水晶を天然コーティングするとオレンジレッドやライラックカラーにもなる。
→表面の色


リチウムクォーツ。まるで小豆ようかん


レモン・クォーツ
Lemon Quartz

レモン水晶



※本来は硫黄が内包されたものをレモン・クォーツと呼んでいたが、最近スモーキーを加熱した淡いレモンイエローの水晶もレモン・クォーツと呼ばれることが多い。その際検索すると出てくる説明が硫黄入りの方であるため、スモーキー加熱のものに対して硫黄入りであるという説明が付けられていることが多いので注意。
硫黄入りは、透明にはならない。
レモンクォーツと言われる水晶は二通りある。
ひとつは「硫黄入り水晶」、もう一つは「スモーキーを加熱したレモン色の水晶」である。

◇硫黄入り水晶

水晶の結晶の隙間にイオウが入り込んで黄色く色づいている水晶。水晶と水晶をぶつけると、イオウの匂いがするという。

レモン・クォーツ
◇スモーキー加熱のレモン色水晶
スモーキー・クォーツを加熱すると、やや緑がかった淡い黄色に変色するものがあり、これもレモンクォーツと呼ばれるらしい。
加熱の原因は、天然のものもあるようだが、おそらくアクセサリーに加工されているのは、ほぼ人工加熱であると思われる。

黄色っぽいオパルセント・ガラスのビーズがが「レモンクォーツ」の名前で売られていることもある。
写真はこちら
ローズ・クォーツ
Rose Quartz

紅石英
紅水晶
紅色水晶
石英(水晶)に微細なルチルやリンなどがまざってピンク色になったもの。(※ものによってはリン酸マンガンが関係していたという分析結果もあるらしい)
ほとんどが塊状(脈状)で産出するので、厳密には水晶ではなく石英となる。中にはスターが出るものもある。
ごくまれに結晶の形を持ったものが産出するが、大変高価。


ローズクォーツ=紅水晶とするのは、厳密には間違い。普通目にするローズクォーツは、塊状で産出しているので「紅石英」。稀に産出する結晶の形をしたローズクォーツが「紅水晶」である。

ローズ・クォーツいろいろ
アフガン・ローズ
サクラ・クォーツ 色の濃いローズクォーツに着けられた商品名
もう少し言うなら、透明感が高くてしっかりピンクに見えるもの。

色の濃いローズクォーツを指す言葉には「ディープ・ローズ」もあるが、この場合は透明度はあまり問わない。そしてローズクォーツの範疇を超えるくらいに濃いものを指す。
信じられないかもしれないが「小豆色」といいたいものもある。


稀に、オパレッセンス・ガラス(商品名オパールオブシディアン)のピンクバージョンをサクラ・クォーツと呼んでいる場合がある

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